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ジェッツ、悲願の初リーグ優勝

3戦までもつれ込んだB.LEAGUE2020-21ファイナルに決着が着きました。

ついに

ついに

千葉ジェッツが悲願のB.LEAGUE初優勝を飾ったのです!

リーグ戦中止となった昨シーズンを除き、ジェッツはこのB.LEAGUEファイナルの会場で2回、悔し涙を流しました。いずれも相手はアルバルク東京で、いずれも接戦の前半から3Qで失速しました。

今シーズンから2戦先勝方式となり、リーグ勝率1位のブレックスとガチンコ対決。1戦目はジェッツが圧勝、2戦目はブレックスが圧勝。そして3戦目、まさに激闘でした。心配だった3Qも集中力を切らさず、1ポゼッション差のまま4Qへ。力の差は全く無し!でも、この4Q残り2分を切ったところでブレックスが一瞬集中を切らし、ジェッツは高い集中力のままゲームを進め、その一瞬にジェッツが2ポゼッション差の5点リードに対してブレックスの焦りが残り時間をジェッツ優位に導きました。

残り時間30秒時点の点差から、ゲーム終了を待たず優勝を確信した冨樫とサイズ↓↓↓↓↓

珍しく感情を爆発させる冨樫↓↓↓↓↓

昨年までジェッツの社長だった島田B.LEAGUEチェアマンからトロフィーを受け取れた事は、島田氏在任中にトロフィーを渡せなかった冨樫にとって最大の恩返しになりました。

ワタクシは、5/30-6/1の間、父が亡くなり一人になった母親の引っ越しがあったので、5/29のファイナル第1戦のみの参戦でした。後日、1戦目の写真などもご報告しますね。

フィリップ カレッジリング

B.LEAGUEファイナル

B.LEAGUEセミファイナルを制したのは、ブレックスとジェッツでした。

準決勝のブレックスvsブレイブサンダースは、あっさりとブレックスが2勝しましたが、ジェッツvsキングスは3戦までもつれ込んだ意地の張り合いでした。1戦目を落としたキングスが2戦目を必死で獲りましたが、3戦目の戦いぶりを見るとやはりジェッツの上回っていました。

1億円プレイヤー富樫、そして献身的なディフェンスのコー・フィリッピン、バランスの取れた動きで攻守に渡り貢献するギャビン・エドワード、ゴール下まで来ると着実にバスケットにボールを沈めるジョシュ・ダンカン、冨樫がベンチに下がった時に冨樫不在によるチーム力低下を全く感じさせない西村と総合力が素晴らしかったです。

キングスは、bj時代からの課題である得点力不足が解消されない限り、破壊力のあるジェッツやブレックス、サンダースの壁を越えられないかも?と思います。

5/25はB2ファイナルも3戦目までもつれ込んでいたので、バスケットLIVEでB1セミファイナルとB2ファイナルを交互に観ていました。B2リーグ戦勝率.912と57戦して5敗の驚異の勝率でB2東地区1位になった群馬クレインサンダースに対して、東2位の茨城ロボッツが2戦目に83-80と競り勝っての3戦目でしたが、98-75とクレインサンダースが圧倒した結果でした。

やはりジェッツから移籍したマイケル・パーカーとトレイ・ジョーンズの破壊力に対して、ロボッツは役者不足でした。

というワケでB2優勝は群馬ですが、レギュレーションで来期は群馬・茨城がB1昇格です。

さて、B1ファイナル対決はブレックスvsジェッツ!!

ブレックスと言えば「日本人初のNBAプレイヤー田臥のチーム」のイメージが強いですが、今シーズン田臥の出番はシーズン通して99分間のみ。若きPGエースの鵤(いかるが)君が1242分と実質的司令塔です。

この鵤と1億円プレイヤーPG富樫勇樹対決のB.LEAGUEファイナルです!

B.LEAGUEファイナル特設ページには、「どっちが勝つか予想をみんなで投票」ボタンが設置されています!↓↓↓↓↓clickで特設ページへ

ファイナルは、横浜アリーナで今週末!!!

チケットは少々入手しにくいですが、B.LEAGUEチケットで!↓↓↓↓↓

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B2 Playoff情報

B1のプレイオフについては幾度かブログでお伝えしていますが、B2も見てみましょう。

既にプレイオフは今週末のファイナルまで進んでいますが、まずはリーグ戦の順位表から。

東地区は1位群馬クレインサンダースが勝率.912と圧倒的な強さでした。2位茨城ロボッツは、B.LEAGUE発足直後からじわじわと地力をつけてきて毎年順位を上げてきました。西地区、西宮ストークスは1度B1に昇格しましたが、翌年降格。ファイティングイーグルスは毎年良い位置につけるのですが、なかなか昇格までたどり着いていません。

そしてプレイオフのトーナメント表を見ましょう。

B2もB1同様に「東高西低」です。準々決勝で西地区チームは全て脱落し、準決勝に残ったのは全て東地区チームでした。

今週末の決勝戦は、クレインサンダースvsロボッツの組み合わせ。

馴染みが薄いと思いますので、両チームの簡単な紹介をします。

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クレインサンダースは、bjリーグ時代の2012-13シーズンに参入したチームです。ワタクシは、前橋でbjリーグオールスターが開催されたときに前橋に行きましたが、その時はオールスター戦なのでクレインサンダースそのもののゲームは観戦した事がありません。

一昨年に親会社が「オペンホーセ」のCMで有名な不動産会社のオープンハウスに換わってから、積極的な補強やチーム体制の整備がなされ、この1―2年でメキメキと順位を上げてきて、今シーズンはなんと52勝5敗、勝率.912と驚異的な成績でダントツの東地区1位とB2勝率1位で堂々とプレイオフ・ファイナル進出です。

この好成績の牽引車は、千葉ジェッツから移籍したマイケル・パーカーです。

そしてジェッツでパーカーと好相性でコンビを組んでいたトレイ・ジョーンズも加入!パーカーのやりたい事を分かっているジョーンズとのコンビは、クレインサンダースを劇的に強くしました。

ジェッツはパーカーを放出しなければ、今シーズンもリーグ勝率1位でプレイオフを戦っていたと想像出来ますね。

さて今度は茨城ロボッツのご紹介です。

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ワタクシ、ロボッツも試合を観たことがありませんが、チームの社長の山谷氏とは12年来のお付き合いです。山谷氏は、元アメフトプレイヤーでリクルート・シーガルズ(オービックシーガルズの前身)時代のスタープレイヤーでコーチも務めた後、バスケ業界に転身。旧JBLのリンク栃木ブレックスを創業し、社長となり、チーム創設3年目でJBLリーグ優勝を果たしました。その時、Philip College Ringがチャンピオンリングをお作りしています。

その後、山谷氏は経営の手腕を買われて、JBLがNBLに変わった際に専務理事に就任。NBL傘下の「つくばロボッツ」が経営難になった際に、NBLからつくばロボッツに乗り込んで、自己資本をつぎ込んでチームを再建しました。ちょうど、bjとNBLがB.LEAGUEに集約のタイミングでしたので、「ゼロ」からのスタートでB.LEAGUEに所属した形でした。

現在のB.LEAGUEきっての強豪チーム、ブレックスの創始者ですので経営手腕は確かです。B.LEAGUE発足後、新たなスポンサーの獲得や親会社(グロービス社)を確保し、じわじわとチーム力をつけての今回初めてファイナルに挑む形です。

リーグ戦では、クレインサンダースに4戦4敗と分が悪いですが、応援したいチームです。

ちなみに、今シーズンのB.LEAGUEレギュレーションでは、このファイナル進出2チームは来期のB1昇格となります。また、今期はB1からB2への降格は無しなので、入れ替え戦もありません。

今週末、群馬県太田市の太田市体育館で決勝が行われます。チケットは、B.LEAGUEチケットで!

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B.LEAGUE FINAL4決定

B.LEAGUE2020-21シーズンプレイオフ準々決勝が済み、準決勝進出のFINAL4が確定しました。

ワタクシの予想通りの順当な顔ぶれです。2戦先勝のシステムで3戦まで行ったのはやはりキングスvsグラウジーズのみで、他の3チームは2戦2勝での安定した勝ち上がりでした。

ブレックスvsサンダース、ジェッツvsキングス、、、この組み合わせの勝敗はまったくもって予想がつきません。

リーグ戦順位と勝率なら1.ブレックス 2.ジェッツ 3. サンダース 4. キングスの順になりますが、ブレックスはサンダースにリーグ戦で1勝3敗と非常に苦手な相手。ジェッツとキングスは3勝1敗とジェッツ有利ですが、西地区1位だったキングスは新設の沖縄アリーナでのホームゲームになりますので地の利があります。

ブレックスvsサンダースは、宇都宮のブレックスアリーナで5/21(金)と5/22(土)、3戦目予備日が5/24(月)。

キングスvsジェッツは、沖縄アリーナで5/22(土)と5/23(日)、予備日が5/24(月)。

どちらも3戦目までもつれる可能性大!!

チケットはB.LEAGUEチケットで発売中↓↓↓↓↓

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今週末からB.LEAGUEプレイオフ

5/10の最終戦が済み、B.LEAGUE2020-21シーズンの順位が確定し、未決だったプレイオフ進出ワイルドカード順位も確定しました。

残すは今週末5/15から始まるプレイオフ!

clickでB.LEAGUEポストシーズンサイトへ↓↓↓↓↓

さて、プレイオフの対戦カードを見てみましょう。

プレイオフは2戦先勝方式で行われます。一昨年(昨年は中止)までは、決勝戦は1発勝負でしたが、今シーズンからプレイオフは全て2戦先勝方式で最大3戦行われます。という事は、今シーズンのチーム力がリーグ戦の戦績にほぼ比例してくるという意味でもあります。

天皇杯などのトーナメント・一発勝負だと、その日の好不調の波という運不運に左右されやすいのですが、2戦先勝方式は運不運が薄まります。

東1位・全体1位のブレックスはワイルドカード下位のサンロッカーズと対戦。リーグ戦戦績では、ブレックスvsサンロッカーズは3勝1敗でブレックス優位です。

西1位全体3位のキングスはワイルドカード上位のグラウジーズと。戦績は1勝1敗の5分です。トータルのキングスの勝率.714に対してグラウジーズは.650、キングスの得失点は得点4638/失点4211/得失点差427、グラウジーズは5350/5032/318です。得点5350はリーグ1位です。分かりやすく言うと、ディフェンスのキングス、得点力のグラウジーズです。ここでキングスは第一の難関を突破しなければなりません。

リーグ戦の戦績やトータルチームスタッツからのワタクシの準々決勝の勝ち上がり予想は以下の通りです。

ブレックス、サンダース、ジェッツの勝ち上がりは確率高いですが、先の得点力のグラウジーズをディフェンス力のキングスが抑えきれるかどうか?が準々決勝のポイントです。

さて、もし上記の赤ラインの通りの勝ち上がりだとすると、その先はですね・・・・

ブレックスvsサンダースの対戦成績は、なんとブレックスの1勝3敗でサンダース優位!!!更にサンダースは前半がダメでしたが、後半戦の戦績は絶好調&天皇杯も制覇しての乗りに乗っています!!もしかしたら、東3位のサンダースが1位のブレックスを破る「下克上」があるかもです!!!!

ジェッツvsキングスは、ジェッツの3勝1敗でジェッツ優位!!!!ただし、ジェッツは3月以降、選手のコロナ感染などでかなり調子を落としていますが、キングスは早めに西1位を決め、後半はプレイイフに向けたコンディション調整を行っていますし、もしこの対戦カードなら会場はオープンほやほやの沖縄アリーナ!!!キングス優位!!

とはいっても、何が起こるかわかりません。

ワタクシは5/29(土)のファイナル第1戦に参戦予定です。本当は5/30に行きたいのですが、母親の引っ越しが・・・・・

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