「彫金技術・工具紹介」カテゴリーアーカイブ

ブラックサファイヤ選別

現在進行中(生産中)プロジェクトのチャンピオンリングに搭載するブラックサファイヤをタイから調達しました。

コロナ禍でなければ自分の目で見て購入するためにバンコックに飛ぶところですが、今回はリモート購入。長年の友人でタイに本社がある世界的ジュエリーメーカーの日本法人社長が、バンコックで最も信頼できるというカラーストーン専門業者を紹介してくれ、メールと画像のやり取りで調達に成功しました。

ある意味、渡航費用が節約出来ました。リモートも悪くありませんね。

5種の大きさ、合計3600粒です。

↑↑↑↑↑直径1.5mmのBサファイヤ、21.7ct=1400粒です。

↑↑↑↑↑ 1.75mmサイズ 28.15ctで780粒

まず数量を確認します。白い紙の上でピンセットで50粒づつ勘定していきます。

この作業、ものすごく注意力と集中力が要ります。くしゃみ厳禁、うっかり台紙をひっくり返したちゃったら大惨事です。

そして任意で抽出したいくつかの石を選別します。選別ポイントは、割れ・欠けの石と大幅なサイズ違い石の排除。今回は黒石なので不純物チェックの手間はありませんので良かったです。これが透明白色のダイヤなら大変です。

1粒づつカット・欠けのチェックをします。

サイズ違いは見た目で判断出来ます。プロなので。

蛍光灯に透かして見るとサファイヤの青紫が見えます。ブラックサファイヤとは、サファイヤの青が濃すぎて黒く見えるものなのです。

↓↓↓↓↓拡大

更に拡大↓↓↓↓↓

青紫が見えるでしょ!!

以上

フィリップ カレッジリング

スタッフ紹介:恩田くん

初のスタッフ紹介!!恩田くんデス!!

本人の希望で年齢は「不詳」とダケ公表。ジュエリー職人歴は、ワタクシより長く約30年。
カラフルなカラーストーンジュエリーが特徴のイタリアの高級宝飾ブランド「ポメラート」の専属職人をしていましたので、石留めは得意技。

欠点は、仕事に対して少々慎重過ぎるコト。ワタクシの場合「こういうのやったコト無いけど、ヤッテみよっと♪」と軽いノリで挑戦しますが、恩田君は至って慎重派。

でもその欠点の裏返しで長所は、ヤル時には地道にコツコツと集中してヤルところ。
新手法や新しい道具・技術に挑戦的なワタクシが開発した方法を「え~~・・・」と当初はネガティブに拒否しながらも、コツを掴むとワタクシより正確に上手にこなすようになる正反対的特徴のいいコンビなのです。

以上

フィリップ カレッジリング

クイズの答え

11/26ブログの「新商品開発その2」で応募しました。

 

↓↓↓↓↓開発中の新商品、これはナニ?というクイズでした。

数名の方からご回答をお寄せ頂き、最も正解に近かったのはお得意様のY様でしたが正解者はゼロでした。

 

正解は、Dry Seal(ドライ・シール)。

 

このDry Sealに当たる日本語訳はどれだけ調べてもありません。あえて和製英語にするなら「ペーパー・エンボス・スタンプ」とでもいいましょうか?

 

こうします↓↓↓↓↓

オーダーメイドリングに付属する保証書の会社名欄に朱印の左に「エンボス」が見えますか?

 

↓↓↓↓↓アップ

カレッジリングの金型技術を応用し、凸凹の金版で紙を強く挟んで紋章などを「エンボス」にするものです。

 

このドライシールは、西洋の郵便局で消印として使ったり、企業や団体が複製不可になるように重要書類に印代わりに押したりするものです。複写すると一目でコピーである事がわかりますので、ある意味、形骸化した日本の実印制度より紙書類に対する本人・企業・団体の確認担保性の高いものになります。

 

 

封蝋(シーリングスタンプ)は、日本でも趣味品として見かけますが、ドライシールは全くと言っていいほど日本では存在しません。

弊社では、ドライシールとシーリングスタンプをセットで商品化しようと思っております。

 

ドライシールを押した1枚のみ存在する手紙(書類)を封筒に入れ、シーリングスタンプで封蝋すれば、100%発行担保になります。

 

弁護士さんとか司法書士さんにぴったりかも!?

 

 

 

商品化にはもう少し時間が掛かりそうです。

 

そもそもニーズあるかな?

 

でも、ワタクシはカレッジリングを売り出した約20年前、オーダーメイドのカレッジリングのニーズは無かったのです。

 

チャレンジあるのみ!

フィリップ カレッジリング

新商品開発その2

ハンコ廃止の世の流れをヒントにした新商品開発その2のご紹介です。

 

以下の写真を見て、用途・品名を当てた方には、この試作品第1号をプレゼントしましょう♪

何か分かった方は、以下のメールに品名・用途などを書いてお送り下さい。

 

shoji@philip-collegering.com

 

 

フィリップ カレッジリング

新商品開発その1

さて昨日のブログでお送りした「印鑑廃止の流れ」を受けて、Philip College Ringではハンコの原点に当たる品物を新商品として開発中です。

 

もちろんデジタルではなく、超アナログな品物です。

 

試作第1号の写真を公開しましょう。

何か分かりますか??

これは分かる方が多いんじゃないかと思います。

 

しかし、次のブログでご紹介する新商品その2は、写真を見てもほとんどの方がわからないでしょう。

フィリップ カレッジリング