12/12 新聞記事スクラップ

12/12日経朝刊一面。「医薬敗戦 バイオで遅れ」の見出し。

「敗戦」とか古臭い例えは好きじゃありませんが、ようは日本の製薬企業がコロナをはじめとする新薬開発で大きく出遅れているという事です。

経済的に宜しくないのは医薬品の貿易収支の大きなマイナスですね。ようは、日本人の稼いだ金が国内で循環せずに海外に流出している訳です。その額、3兆円! 

経産省の2020年貿易収支レポートによると、輸入額が67兆円、輸出額が68兆円でかろうじて5000億円強の貿易黒字だったそうです。石油・ガスなどエネルギー輸入が11兆円、食料品輸入が6.5兆円です。日本はエネ資源ゼロの国土。狭い平地面積なので食料自給率40%台ですので、これらの輸入超過は仕方ないとして、自国でも研究開発・生産出来る医薬品が3兆円ものマイナスとは困りものです。

研究開発効率の表、誰が考えたのか知りませんが「当たるも八卦・当たらぬも八卦」の研究開発に効率を求めちゃいけませんね。でも、日本の製薬企業の研究開発投資の規模は欧米医薬企業と比べると絶対的に少ないようです。研究開発は企業の生命線。常に新しい事に挑戦し、多くは失敗し、少ない成功から大きな利益が出るのが企業です。

製薬だけじゃなく、電機・半導体・自動車など日本を代表する大企業全般に言えるのが「挑戦」「リスクテイク」への消極性が目立ちますね。これ、ずばりサラリーマン経営者がサラリーマン組織を率いているからだと思います。

歴史ある大企業でもトヨタ自動車は創業家の豊田章夫社長の強力なリーダーシップの元、大胆な戦略を打ち出して成長を続けています。

やはり企業には「強力なリーダー」が必要ですね。

フィリップ カレッジリング