宿願の工房移転・拡張が実現します。
その名も「フィリップカレッジリング・ラボラトリー」。
略して、「カレッジリング・ラボ」又は単に「ラボ」と呼びます。
近年、自宅改造工房の限界に直面していて、拡大・拡張又は移転など様々へ検討をしていました。でも、製造業の工場投資には「シャープの亀山工場」という負の教訓があります。
かつて松下電機、日立などと並ぶ総合家電メーカーで創業100年近い超名門企業シャープですが、経営判断を誤って過大投資した亀山工場が充分に稼働して稼げず、倒産寸前のところを台湾企業に救済合併されたストーリーは有名です。
つまり製造業とは生産への投資が適切か否か?が大事。
チャレンジ精神旺盛なワタクシでも数年悩みましたが、もはやスペース的限界が疑いように無く、この2021年年初の経営方針に「工房の移転・拡張」を掲げました。
そして運よく現在の工房から直線距離80m、徒歩1分ちょっとの場所に築5年の中古住宅が売りに出たのです。それも別荘作りで、2LDKながらLDKが24畳と工房にぴったりのワンフロアルームがあるのです!
会社のバランスシートを分析し、税理士さんのアドバイスも受け、土地建物は息子の二代目名義で購入し、Philip College Ringが一棟丸ごと借り上げる形を取ります。
即決で購入。
広さは現在の4倍。一部屋丸々余りますが、フューチャースペースとして空けておきます。
来月10月に移転し、稼働開始予定です。