雨災害の恐れ

日本列島に前線が停滞しています。

時期的に秋雨前線とは違います。気圧配置図を見ると、夏の太平洋高気圧が日本の南東海上にどっしりありますので、まるで夏前の梅雨の終わりのような気圧配置です。

気象庁の短期予測図でも、前線は動きが見られなさそうです。

等圧線が混みあっていないのですが、これ西日本を中心に雨災害の恐れが高い状況です。

衛星画像を見ると、すごく水蒸気を含んだ雨雲が西から東北東に続々と日本列島にやってくるようです。

現在、北陸の日本海側にある雲、九州南部の雲、そして東シナ海の雲、真っ白です。白を通り越して光っていますが、これは水蒸気が多く含まれる積乱雲の特徴です。

九州、四国、中国地方、そして北陸・長野や岐阜、新潟などが雨雲の通り道になっているので、災害への備えが必要です。

特に先週の台風9-10号の通過でもかなりの雨が降りましたので、あちこちで地盤が緩んでいるはずです。激しい雨じゃなくても、累積の雨で突然の土砂災害・・・のような事が起こり得る状況です。


さて、波の方ですが、千葉はたっぷり波あります。

通過した台風が東北沖で温帯低気圧化して停滞しているので、その低気圧が送り込む北東・東・南東うねりが続いており、コンスタントに胸~肩の波でファンウェイブです。

この気圧配置だと、数日は南西の風でしょうから一宮はオフショア。潮周りを選んで波乗りを楽しめそうです。

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