またまたお役所仕事で混乱・・

確か、、、8月初旬の讀賣朝刊の記事。またまたお役所仕事で混乱しているようです。

実はワタクシ、かなり大きな元国営企業が民営化された直後から17年間勤めておりました。入社直後は「元親方日の丸」の方々が圧倒的大多数だったので、俗にいう「お役所仕事」「親方日の丸体質」をよーく知っています。

まず「書類と書式」への異常なまでのこだわりがあります。

この手の書類はA4縦、この手の資料はB5縦、横使いは禁止。書体は明朝体で。ホチキスは左上に斜め45度に止める。提出用資料はクリップ禁止。この手の書類の書式は、こうこうで、絶対にその書式を変えてはならない・・・。もし、書式や書体が違っていたら、内容が正しくてもその書類はボツ。

部下が資料を作ったら、上長はひたすらこれらの形式をチェックし、誤字脱字とともに指導する事が「上司の仕事」と言われていました。あっ、、、内容のチェックじゃないんですよ、形式のチェックなんです。

とにかく「形式主義」なんです。

このコロナ陰性証明の記事を読むと、まさしくその体質がお役所には強烈に今も続いている事がわかります。

いい加減に「形式主義体質」を改めないと、日本は世界から取り残されてしまうのでは?と心配になっています。

フィリップ カレッジリング