やりましたね~、、侍ジャパン、アメリカを破り堂々の金メダルです。
全勝勝ち抜きですので非の打ちどころ無しですね!
セパ両リーグの各チームから選りすぐりの選手達が集い、各々が仕事しました。特にチームホークスのギータ、甲斐の活躍は準々決勝、準決勝で目を引きました。
投手ではカープの森下・栗林両投手、最年少で決勝ホームランを放った村上、ジャイアンツ坂本、メジャー帰りのマー君、トリプルスリー男の山田哲人と活躍すべき選手が活躍しました。
閉会した東京2020では日本選手のメダルラッシュでした。
これはやはりコロナ禍の下、気候風土の違う外国人選手団の事前来日が制限され、万全のコンディションで本番に臨めなかったというネガティブ要素も否定出来ませんが、それも含めた「ホーム・アドバンテージ」という見方も出来ます。
Philip College Ringがチャンピオンリングで関わる競技で、野球が金、サッカーが惜しくも4位、バスケ男子・7人制ラグビーはともに予選リーグ全敗敗退の結果でした。
こうした結果を冷静に見ますと、やはりその協議の日本における歴史(本場の経験)とフィジカルという二つの要因が透けて見えます。
野球は第二次大戦前からプロ化した唯一のスポーツで1世紀の歴史があります。1990年代から野茂投手を初め日本人メジャーリーガーが続出し、海外経験も豊かです。そして近年のプロ野球選手達のフィジカルは東洋人として突出した体格の選手達が目立ちます。ギータ、山田哲人、村上宗隆、マー君などはアメリカの選手と並んでも体格で引けを取りません。
サッカーはJリーグ発足の1993年から約30年経ちました。現在は、多くのJリーガーが欧州リーグで活躍するようになりましたが、やはりフィジカル面では対戦相手国と比べると小柄で「体の太さ」も細く見えますね。メッシやジーコは小柄ですが、数十億人に一人の天才プレイヤーです。多くのワールドクラスプレイヤーはやはり身長・体重・体幹ともに「プロのアスリート」たる堂々とした体躯です。ピッチでは我らが吉田麻也でさえ「ひょろ」っと見えます。
バスケに至っては、プロ化したのはbjリーグの2006年、B.LEAGUE発足はつい5年前、ようやく一昨年からNBAのトップチームで活躍する日本人プレイヤーが出てきたところです。フィジカル面でも対戦国相手に劣らないな~・・と見えるのは帰化選手のファジーカスやギャビン・エドワーズを除けば、八村選手、馬場選手のみ。ある意味、八村選手はB.リーガーではないので、馬場雄大のみでしょうかね?フィジカルで勝負できる日本人選手は。
ラグビーはワタクシ、余り知識ありませんけど、少なくとも未だプロ化していませんよね。
チャンピオンリングに縁はありませんが、サーフィン競技も五十嵐カノアが銀を取りましたが、彼も主戦場は日本国内ではなくWSL(ワールドサーフリーグ)という「サーフィンのF1」のように世界を転戦するリーグで、カリフォルニア育ち。そして日々のトレーニングは、ウェイトトレーニングやストレッチなど非サーフィン練習が4-5時間で、サーフィン自体は1日1―2時間程度。食事もタンパク質中心だそうです。
サーフィンの場合、波に乗るというバランス競技ですのでずんぐりむっくりのマッチョ体系は不可なので、身長180cm体重78kgという俗にいう「細マッチョ」の典型的な体格をしています。
やはり、世界で戦うには「体格:フィジカル」と「海外経験」の二つのファクターは重要ポイントと言えますね。
陸上競技その他のトップ選手には、ほぼ必ずと言っていいほど食品メーカーなどがサポートスポンサーをしていて、栄養士などのアドバイスで日々の食事を管理しています。
海外経験は、「歴史」「積み重ね」しかありません。
これからどんどん伸びて欲しいサッカー、バスケはこの二つのファクターを協会など団体機関が推進力を発揮して選手育成をしなければならないでしょう。