気候変動対策

いよいよ世の中が気候変動対策に本腰になりました。

上場企業に気候変動対策=二酸化炭素排出量削減又はゼロを金融庁と東証(東京証券取引所)が強く求める事が決定しました。

別の動きでは、日本政府が石炭火力発電所の輸出企業に出していた補助金を廃止する事も決定。つまり、日本国内のみではなく発電プラントを輸出する新興国でも二酸化炭素排出量を削減する責任を持つという事です。

世界的なこの流れはもう止まらないでしょう。当然です。次世代にツケ回しちゃいけません。春夏秋冬のある日本の気候を壊しちゃいけません。

でもまだ一つ、大きな国内課題を抱えています。

原発問題です。太陽光・風力・地熱その他のエコエネルギー全てを足し算しても日本の必要とする電力を賄うには足りません。新たな発電技術開発には数十年の時間も必要です。その間、火力発電で二酸化炭素をまき散らしても良いという理屈は通りません。

なぜなら、今ここに二酸化炭素を排出しない原子力発電所が多数存在し、動かしていないだけなのです。

なぜ動かさないか? 国民感情だけです。

感情論で気候を破壊してはいけませんよね。冷静に考えましょう。

フィリップ カレッジリング