B.LEAGUE2020-21シーズン60試合の内、2/3以上にあたる45試合を消化した時点の順位状況です。
まず東地区。ブレックスの独走態勢になりました。
残り16試合でM13ですので、M対象チームのジェッツやサンダースの負けがこまない限り、シーズン終了前に地区優勝が決まる事はなさそうかな?でもジェッツがやや失速気味です。
ブレックスやジェッツなど上位陣に勝ち越し、下位チームに負け越していたサンダースが順位を上げてきました。天皇杯も獲り、調子を上げてきています。この後、ブレックスとの直接対決が2試合残っているので、サンダースvsブレックスの対戦結果がジェッツに有利に働く可能性もあります。
西地区の勝率を見ると、サンロッカーズとグラウジーズにワイルドカードの可能性があります。
もしアルバが順位を上げてきてワイルドカードに入るとプレイオフの「台風の目」になるでしょう。今シーズンは出だしでつまづき、けが人続出でチームの調子を上げ切らずにここまできてしまいましたが、何と言ってもリーグ2連覇の実力のあるチームですからね。
さて西地区1位のキングス独走です!!
キングスの勝率.773はリーグ全体でも2位です。但し、残り試合を見ると、2位シーホースと2試合、3位エベッサとも2試合、ジェッツと2試合と強敵との対戦を残していますので、キングスの地区1位は盤石とは言えません。もしこれらの残り試合を勝率7割台で勝ち抜けば、プレイオフではブレックスとともに優勝最右翼候補になります。
昇格組のウォーリアーズはなんとか踏みとどまる順位ですが、ドラゴンフライズは厳しい位置ですが、コロナ禍特別ルールで今シーズンはB1からB2への降格は無しとなっています。
関東の再緊急事態宣言はようやく終了しましたが、宮城県では独自の宣言が発令されています。今後も各都道府県でいつ感染が拡大するか油断できない状況ですし、チーム内コロナ感染など今後もリーグ戦の不安定要素が続きます。が、昨シーズンのようにリーグ戦打ち切りのような事態が続くとリーグ自体の存続が危ぶまれちゃいますので、ここは歯を食いしばってリーグ戦を維持して欲しいところです。
こういう時は、観る側も感染対策をしっかり念頭に置いてアリーナに足を運ぶ事が大事です。
選手・スタッフの皆さんもくれぐれも感染=クラスターなどで試合中止などにならないよう、興行側としての自覚が求められますね。