先週、令和3年3月3日午後5時45分、父:渕上 司(ふちがみ つかさ)が永眠致しました。享年87歳。
約3年前に自宅2階ベランダから転落し、腰椎を骨折して以来、歩行困難になり介護施設で過ごしていました。コロナ禍の折、母の来訪も制限されるようになり、食欲や元気が無くなっていました。
今年1月下旬に意識不明となり、救急病院で救命治療を受け、持ち直しましたが、肺がん(ステージ4)、心不全、腎臓機能低下と典型的な老齢による多臓器機能不全で、余命長くて6か月との事でした。
3月3日昼過ぎ、施設から母に電話で
「再び意識が無くなった。呼吸も浅い」
との事で、施設からタクシーで10分の自宅から母が駆け付け、私にも一報がありました。苦しむ事無く、眉間にしわを寄せる事も無く、約2時間後に眠ったまま息を引き取りました。
父から2親等の家族全員7名のみで告別式を行いました。
我が渕上家は、様々な事情があり墓を持ちませんが、母方祖父が買ってくれた結構立派な仏壇があり、その仏壇に父方祖父がまつられています。母と話し合い、その仏壇を渕上家の墓とし、父も遺骨・位牌ともに収めようという事になりました。
私の一家は普段無宗教ですが、「仏壇に入る=仏様の世界に伺う」訳ですので、きちんとご挨拶だけはせねばという事で、仏式の祭壇一式を整え、お坊さんに念仏を上げてもらい見送りました。
父は生前、ベンツに乗っていましたので霊柩車はベンツにしてもらいました。
お骨は家族7人全員で拾い、帰宅して仏壇に安置しました。
コロナ禍の折の家族葬ですので、親戚からの出席の申し出をお断りした事が心苦しかったですが、逆に母・わたくし(一人息子)・私の息子たち全員(父の孫)と妻・4番目の孫のセージと「家族」だけで気兼ねなく見送れた事はとても良かったです。
父は有限会社フィリップカレッジリングの取締役でもありましたので、まずはご報告まで。
Philip College Ringの業務には特に支障ございません。