ついに我が国でも新型コロナウィルスワクチンの接種が始まりましたね。
待望のワクチンです。集団免疫の早期形成の観点から、深刻なアレルギーや副作用が心配される既往症のある人以外は出来るだけ広く接種を受けるのが好ましいですね。
早く順番回ってこないかな????夏か秋頃かなーーー???
2/18朝刊(日経か讀賣か忘れました)に、気に入らないタイトルの記事が・・・・
「開始、欧米に2カ月遅れ」って直感的に批判を感じるタイトルです。なんでもっと早くなんないの??って意味ですよね??
ワタクシなら、「異例の早期接種開始」(日本はワクチン開発国ではないのに)にしますけどね。
ワクチンで最も先行しているファイザーはアメリカの会社。生産拠点はベルギーと聞いています。イギリスの製薬会社アストラゼネカは同じく英オックスフォード大とワクチンを共同開発し、イギリス国内工場でワクチンを生産。
今後、承認されるであろうと言われているモデルナ社もノバックス社もアメリカ製薬企業、サノフィ社はフランス企業です。
例えるなら、村でとれた米を村民が十分に食べてもいないのに、他の町村に分けるでしょうか?まずは村民が生存に必要な米を配り、そして米の栽培に協力してくれた近隣の町村民に米を分け、その上で米がとれない地域に売りますよね。
残念ですが、我が国の製薬会社はコロナワクチンの開発に未だ成功していません。つまり米の栽培に成功した村から遠く離れた米がとれない村なのです。
それでも政府や色んな機関が交渉して「たったの2か月遅れ」でワクチンの輸入と接種を開始出来たのです。褒めるべきところではないでしょうか?
「OECD加盟国では33番目」とか、意味の無い比較は止めて欲しいです。OECDは元々第二次世界大戦で疲弊したヨーロッパなど西側経済復興の為の協力機構であり、ワクチン接種とは何の関連性も無い機構です。
マスコミの「なんでも批判」体質、改まりませんかね?