ライスボウル開催方式変更へ

ついにライスボウルの開催方式が変更になるようです。

2021/1/3に行われたオービック・シーガルズvs関学ファイターズ戦の結果を受け、ここ数年来議論されてきたことにアメフト協会としても結論が出たようで、1/7に相次いで報道されました。

日刊スポーツ 現行のライスボウル消滅へ 実力差顕著で新方式協議

毎日新聞 アメフト「ライスボウル」開催方式変更へ 社会人と学生の体格・実力差開き

当初はXリーグチームの外国人枠がポイントとされてきましたが、シーガルズvsファイターズ戦を見ると、外国人の存在とともにそもそも18-22歳の大学生と、20歳代後半~30歳代前半のアスリートがコンタクトスポーツを行うという事そのものが問題であるとの結論に達したようです。

変革を好まない傾向の強い公益法人がこのように結論を出したので、もうこれ以上論じる必要は無いでしょう。

さて、次の課題は現行方式(社会人王者vs学生王者対決が東京ドームで1/3に行われる)になって37年の歴史があり、既にお正月の風物詩となり、コロナ禍の今年を除いて毎年3万人以上を集客する伝統イベントをどのような次のステップに持っていくか? 日本のアメフトシーンの最大舞台を絶やさない次の開催方式についてです。

これは日本アメフト界にとってビッグチャンスです。

現行のXリーグのプレイオフを見直し、もっともっと集客力とエンターティンメント性をアップし、集客とTV/ネット視聴率の見込めるお正月3ケ日に決定戦を行うとなれば、Xリーグのリーグ価値だけではなくアメフトの日本における価値アップの大チャンス!!!

併せて、12月に行われた甲子園ボウルを踏まえ、学生東西オールスター戦を2日か4日にライスボウルと連続開催するとなれば、より「お正月は駅伝とアメフト」のように注目度アップ間違いなし!

今後のアメフト協会、社会人協会、学生連盟等の議論に期待しましょう。

あっ!!思い付き!!

1/2と1/3は箱根駅伝です。駅伝は往路復路ともだいたい午前8時スタート、14時前にゴールです。1/2の15時とか16時に学生オールスター戦をキックオフ、1/3の同じ時間帯にXリーグの決勝戦なら、TV等でも午前中から昼過ぎは駅伝観て、午後遅くからはアメフト観るってスタイルはどうでしょうね!!

そんでもって、せっかく学生・社会人トッププレイヤー達がお正月の東京ドームに集まるのですから、「形式だけのライスボウル」を1/4に開催するのはどう???

学生東西オールスター選抜vsXリーグ決勝進出2チーム選抜の対戦!!!正式な試合とせず、エキジビションマッチにして前半の1―2Qのみ。学生チームがリードで前半を終える(試合終了)とメチャ盛り上がりますよ!!!最後は両軍選手達が仲良く一緒にドームを一周して観客とハイタッチ!(コロナ終了後を想定)

なーんてね!

フィリップ カレッジリング