Under コロナの年の瀬

さて、今年1年を振り返り、来年の事を考える時期になりました。

 

私たち、そしておじいちゃん達の世代でも経験しえなかった疫病流行の年が暮れようとしています。

 

英米ではワクチン接種開始という希望の持てるニュースが!!・・・・っと思ったら、ロンドン周辺では感染力が強まった変異ウィルスが確認された・・・という暗いニュースも来ています。

 

 

 

今年を思い返せば、、、

 

 

 

2020年1月  

中国武漢で新型ウィルス流行のニュース。当時は、SARSやMERSのように局地的流行で収まるかと思っていました。

 

 

2月

大型客船ダイヤモンドプリンセス号で多数のコロナ感染者が確認され、横浜港で防疫開始となりました。この当時もまだ、今のような状況になるとは思いもせず、わたくしは2月初旬にはマスクをしながら海外出張に出かけました。しかし2月末頃から日本国内および世界中で事態は悪化。トイレットペーパー騒ぎなど社会が騒々しくなりました。

 

 

 

3月

小中学校の休校やイベントの中止など社会活動に本格的な支障が出だしました。海外各地では「ロックダウン」が行われ、グローバル経済活動もマヒしだしました。そして国内で事態が急変したのは3/24、東京2020五輪の延期発表とともにかなりひっ迫した雰囲気になりました。

 

B.LEAGUEもシーズン継続を断念、Jリーグも中断、プロ野球も開幕延期とPhilip College Ring事業に影響のある事態が多発しだしました。

 

 

4月

初旬に7都府県に緊急事態宣言、中旬には13都道府県が特別警戒対象に。為替や株式市場も大荒れ。

 

2月から3月のトイレットペーパー騒ぎが収まったかと思えば、今度は「マスク狂騒曲」「手洗い洗剤や消毒薬不足」「マスク警察」の出現や薬局の店員さんがマスク品切れにキレた客から暴行を受けるなど、社会騒乱状態になりました。

 

我が町千葉一宮町は、延期になったサーフィン五輪競技会場でもあり、関東近県のみならず日本中からサーフィン客が来訪する街ですが、サーフィン各種団体や町や県など行政も未経験事態に大混乱して、なんと一時は地元住民のサーフィン禁止(自粛)などという、今思えばアホらしく、防疫にも何の役にも立たない事になりました。「サーフィン自粛」を叫んでいた某団体は、今になりどう思っているのでしょうか?

 

 

 

5月

当初、GW明けまでの予定だった緊急事態宣言は5月末まで延期され、もはや「ニューノーマル」が常態化し日本中あきらめムードになりました。しかし、5/14には緊急事態宣言を39県で解除するとか、専門家委員会がナンチャラ・・・とか、行政の迷走が目立ち始めました。そんでもって5/31まで延期になった緊急事態は5/25に全国で解除。そしたら今度は東京都が独自に「東京アラート」を発するとかなんとか、もう行政の混乱は目を覆うレベルに。

 

きっとこの頃に安倍前首相はかなり具合が悪くなったのでしょう。

 

 

 

6月

「東京アラート」発出。逆に世界各地でロックダウン解除が始まり、社会経済活動が正常化に向けて動き出しました。正常化というか、わたくしたち企業サイドは自力で存続・生き残りを賭けた事業の継続とサプライチェーンの回復に腹をくくったのが実態でした。6月中旬には無観客試合でプロ野球がようやく開幕。これ、事業者連合が自力でサバイバルに向けての動きの典型例でした。

 

逆に各地のお祭りなど社会活動は続々と中止の発表が相次ぎ、「アンダーコロナ」の「ニューノーマル」を日本中が受け入れた時期でもあります。

 

この頃、わたくしは少なくともワクチンと治療薬が普及するまで最低でも来年春まで、又は来年いっぱいは社会経済の正常化は無いと判断し、「アンダーコロナにおけるPhilip College Ringのビジネス」に舵を切りました。

 

 

 

 

7月

GOTOトラベルとか行政の迷走は続きました。そして感染は拡大し「第2波」。アメリカでは無能で異常な大統領が感染症を軽視して対応を完璧に誤り、未曽有の感染者数と死者を出しながら大統領選が始まりました。

 

 

 

8月

もうこの頃になると、わたくしは社会や世界の騒がしさが全く気にならなくなりました。ZOOMでの会議商談、電子伝票でハンコ無し、クラウドで契約書を交わし、アンダーコロナにほぼ順応した夏でした。思えば、20年前からの在宅勤務&遠隔地の取引先・お客様とのリモート商談に慣れていたのは幸運でした。

 

 

下旬に安倍前首相が退任。モリカケだ、桜を見る会だと実際の政治に全く関係ない重箱のスミをつつかれながらも、外交・内政ともに総体的には良い仕事をしていた安倍氏でしたが、コロナ対応で心身疲労困憊ってトコでしょうね。

 

全く波が無い夏でサーフィン出来ずにストレスが溜まっていましたねーーー。

 

 

 

9月

海外の複数の製薬企業がワクチンの実用化への動きが出ました。台風も多数接近して、波の無かった7-8月を取り戻して波乗りしていました。

 

 

 

10月

世界各地では散発的にロックダウンや解除が繰り返され、日本だけではなく世界各国の為政者も混乱し続けていました。

 

この時期、アホみたいなGOTOキャンペーン第2弾の制度設計にあきれ返ったワタクシでした。制度設計する行政官僚もアホなら、「割引き」に釣られてウロウロする参加者もアホです。値引き割引きオマケ付きは企業の販売促進策であり、行政の行う事ではありません。企業でもディスカウント(値引き割引き)やインセンティブ(オマケや返金)は、正価で売れない商品を売り込む力業(ちからわざ)であり、苦し紛れと紙一重のマーケティング手段なのです。

 

 

 

11月

秋が深まるとともにまたもや感染拡大し、第3波に。

 

 

12月

コロナ感染者数・死者数ともに第1波・第2波を大きく上回る事態になっています。静かな年末年始が求められていますが、元々お正月の帰省や冬休み旅行をしないワタクシには何の落胆も無い年の暮れです。思えば、2月中旬以降電車に乗っていません。こんなに電車に乗らないのは??数十年ぶり???

 

 

 

来年はどんな年になるかな??

 

いや、、、どんな年にすべきか、年末年始に冷静に思慮致します。

フィリップ カレッジリング

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