インフルエンザの予防接種を受けました。
11月初旬に1回目、12月に入って2回目を打ちました。
かかりつけ医さんによると、今年はインフル患者数が極端に少ないそうです。
厚労省HPより↓↓↓↓↓
11/23-11/29の1週間分の発表値を見ると、今年は全国で46人、昨年の同週は27,393人!!前年比0.17%!!!????
インフル患者数は様々な統計値があるようですけど、例年国内で1000万人近くが発症しているそうです。少ない統計でも700万人台、多めの統計では1200万人とも言われています。
あるネットニュースに、
WHOは「手洗いなどの衛生対策や旅行規制などの移動制限により、流行しなかった可能性がある」と理由を分析した。だが、衛生対策などが功を奏したのなら、新型コロナの感染拡大を止められなかったことの説明がつかない。ある説では、「ウイルス干渉」の可能性を指摘する。あるウイルスが体内の細胞に感染すると、ほかのウイルスには感染しにくくなる状態を指す。
「例年、風邪に似た症状が出るRSウイルスは、インフルエンザの流行とともに収束する。これもウイルス干渉によるものとみられる。新型コロナの感染が広がり、インフルが感染できない状況があるのではないか」と説明する。世界中でウイルス干渉が起きている可能性があるという。
などとバカな解説を載せていました。
ホント、ネットニュースってダメですね・・・・。
フェイクニュースってヤツです。
これは医学の素人のワタクシでも間違いが分かります。
インフルエンザは、人口1億3千万人の日本で例年約1千万人が発症:感染者率約8%、ワクチン有りでこの数字です。それが、手洗い・マスク・移動制限などで前年比0.2%=感染者数推計2万人・人口比率0.15%に減っている訳ですよね?
新型コロナの日本での累計患者数は、12/4現在15.4万人。人口比0.11%です。
人口の0.11%しかコロナ感染者数がいないのに、「コロナ感染が拡がり、ウィスツ干渉でインフルが広がらない」の理論は成り立ちません。だって現時点でのコロナ罹患率0.11%とコロナの方が少ないですから。
至ってシンプルで、マスク・うがい・手洗い・消毒でインフルは抑制できており、例年の感染者率8%が0.15%に下がってるは事実です。
インフルは冬の低温・乾燥気候で流行しだすけど、コロナは気候や気温にあまり関係無く、夏でも春でも感染力があるし、時間が経っても机やイス、陳列商品その他からも検出されるって、検証されてるじゃん。冬のみ感染リスクのあるインフルと比べて、通年リスクのあるコロナは季節性だけでもインフルの3倍哉4倍の強さ(感染力)がありますよね。
インフルはワクチン・治療薬ともにありますが、昨年まで流行期になっても移動制限はなかったし、マスク着用者は今年みたいに街中ほぼ全員ってワケじゃなかったです。それで人口の8%=1千万人が感染していたわけでしょ?
今年、移動制限なし・マスク無し・手洗い・消毒無しの例年並みの社会だったらコロナ感染者数は、1千万人どころか数千万人感染している可能性がある訳です。
コロナ死亡者÷感染者=1.4%ですから、例えば3千万人コロナ感染したら42万人の死者が出るかもです。死亡原因トップのがんの死者数が年間37万人ですよ。。。日本の2019年の病気・事故全てを合わせた死者数が130万人ですよ。
とにかくワクチンと治療薬が出来るまで、マスク・手洗い・消毒ですわ。
あっ、、予防接種前に血圧測りました。
60歳男性の数値として全くもって正常値でした。