10/2からB.LEAGUE2020-21シーズンが開始されています。
折からコロナ対策上のイベント収容人数が50%まで緩和されていますので、各ゲームはアリーナ収容人数の半分という事です。アリーナは屋外スタジアムと比べて閉鎖空間ですので、観客側もよりコロナ対策を強く認識して観戦しましょう。
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今シーズンからレギュレーションが大きく変わっています。
一番大きな変化は、昨シーズンまで東中西の3地区制だったものが、東西の2地区制に統合されました。1地区10チームのB1クラブ計20チームです。
昨年までの「死の東地区」の様相は変わりません。B.LEAGUE初代チャンピオンのブレックス、リーグ優勝2連覇のアルバルク、天皇杯3連覇のジェッツ、昨シーズン唯一のタイトルホルダー天皇杯優勝のサンロッカーズとタイトル持ちチームが目白押しです。
更に言えば、旧NBLで優勝2回のサンダース、旧bjで優勝1回のビーコルとノンタイトルチームの方が少ないという地区になっています。
コロナ禍において対戦時の移動も考慮しての地区分けにも見えます。地理的に最も東に位置するのは今シーズンからB1に昇格した信州ブレイブウォーリアーズ。
「フォッサマグナ」と言われる日本を地理的に東西に分ける線は、静岡糸魚川線ですので本来長野県のウォーリアーズは東日本になりますけど、まあいいでしょう。そもそものチーム分布が関東に多いんですから。
いずれにしても、昨年までの「東高西低」は変わりません。
西地区所属チームでB.LEAGUE発足後のタイトルホルダーはゼロ。
あえて言えば、旧NBLで優勝1回のシーホース、旧bjで最多優勝4回のキングス、優勝3回のエベッサと優勝2回のフェニックスが古いタイトルホルダーですね。
そしてプレイオフの仕組みも変わっています。東西地区の1位、2位、3位の6チームがプレイオフ進出権確定。残り2枠のワイルドカードは、地区関係無く上位3チームを除いたチームの中で勝率の高い2チームが進出です。
また、地区関係無く勝率でプレイオフ順位を明確化しています。
「自地区順位+全チーム中の勝率順」でプレイオフ順位(ホームゲーム開催権)を決めています。従来の3シーズン(昨シーズンはプレイオフ開催無し)の反省点をほぼ消している「良い変更」で、かなりフェアな印象です。
最も大きな変更は、ファイナル(決勝戦)が1発勝負じゃなくなったこと!!!!
従来から準決勝・準々決勝は2戦先勝方式でしたが、それがファイナルにも!
「2戦先勝」方式=2戦対戦し、どちらかが2勝したら勝利確定(優勝確定)、1勝1敗なら3戦目を行う。つまりある意味、「3戦方式」とも言えます。
これは、2017-19、2018-19とファイナルでいずれもアルバとジェッツが対戦し、明らかに実力均衡だったものの、1発勝負の「時の運」でアルバに軍配が上がった事も踏まえての事でしょう。
その他にも、細かなレギュレーション変更は多数あります。
詳しくはB.LEAGUEウェブのレギュレーションのページでご覧下さい。
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