ふるさと納税まるで通販??

8/1讀賣の読者投稿欄の記事。

うーん、、、なるほど、、、確かにふるさと納税はまるで通販状態ですね。

そして泉佐野市の訴訟とか、、、騒がしいです。

 

そもそも「ふるさと納税」ってなんでしたっけ?

 

 

確か、10年ほど前に「地方と都市の格差解消」を目的に創設された記憶があります。ようは東京大阪などの人口が集中する大都市の税収と比べて人口の少ない地方自治体の財政が苦しい為、出生地やゆかりの地の自治体に寄付すると、その分が現住所の住民税から少し控除されるってヤツですね。

 

つまり地方出身者で現在は東京に住んでるけど、年老いた両親が住み続けているふるさとの自治体に寄付をして両親も受ける住民サービス向上に寄与しようってコトで、主旨としては賛成です。

 

 

 

しかし、行政制度というのはどこかで曲がっちゃうんです。

(曲げるのはだいたい役人)

 

 

縁もゆかりもない自治体が、「高級和牛ギフトセットあげるからウチに寄付して~」ってやりだしちゃって、制度がめちゃくちゃに。

 

「ふるさと納税」制度の主旨を正しく機能させるならば、返礼品はいらんですね。やめるべきです。そうすればヘンテコな税控除の仕組みで返礼品分得したーーみたいなセコい動機もなくなります。

 

 

そもそも大都市=東京一極集中を是正し、各地方都市に企業や生産拠点がバランスよく分散する事が本質的な「都市と地方の格差」施策です。

 

フィリップ カレッジリング

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