梅雨明けとともに台風発生

長く続いた梅雨がようやくあけました。例年は子供達の夏休みが始まる7/20頃が梅雨明けですが、今年はコロナといい、何か狂っていますね。

 

でも、梅雨前線が日本上空からいなくなったせいで、千葉には7/30木曜からいきなり東うねりが入りだし、金土日と波に恵まれています。

 

そして台風が2つ発生しています。

3号は南シナ海の熱低がギリ1000hpを下回り、台風認定になったもの。雲の集まりも緩く、今朝時点で994hp、風速18mとちょっとした低気圧って感じです。

 

そして今朝早くフィリピン東海上の熱低が台湾南で台風4号になりました。こちらもギリ1000hpとさほど強くありません。気圧配置図を見ると、気象庁予測通りの進路になるでしょう。

沖縄先島諸島を縦断して、上海付近に上陸(?)して東シナ海と朝鮮半島を横断して日本海に。その後、東北地方か北海道を横断して太平洋へ抜けるコースです。日本北部に接近する時には温帯低気圧になっているでしょう。ただ、雨風がある程度の強さなので先日の豪雨被害があった地域は注意が必要です。

 

 

現時点で4号以外は、熱低が見当たりませんが、フィリピンの東海上での台風発生は昨年と違って至って正常です。昨年はマーシャル諸島周辺で熱低・台風が発生し、反時計回りに日本に接近する異常コースが多かったです。

 

 

さて、波の方ですが現在、千葉太平洋側には梅雨前線崩れの低気圧からの東・北東うねりが胸・肩・頭サイズで入っていますが、来週前半には一旦弱まり、週の中旬以降に4号(又は4号崩れの低気圧)が日本海側を通過するので、南風とともに南・南東うねりが入るでしょう。

 

その頃までには南海上で別の熱低が出来ているはずです。

 

何とか夏らしい様子になってきました。

 

フィリップ カレッジリング

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