また今年も異常気象です

コロナ禍に梅雨の長雨、GO TOキャンペーンがどうしたこうした・・・・と近視眼的な話題ばかりに埋もれていますが、今年も明らかな異常気象が進行中です。

 

 

1. アジア全域に渡る豪雨で災害多発

 

2. 異常な長い梅雨

 

3. このままだと観測史上初の7月に台風発生ゼロ

 

 

日本でも7月豪雨で熊本・鹿児島、長野などで豪雨災害は発生していますが、この災害をもたらしている梅雨前線はアジア全域に渡り各地で豪雨による大規模水害が発生しています。

 

コロナのニュースばかりでほとんど報道されていませんが、7月初旬にインド東部とバングラデッシュ地域に観測史上最大のモンスーンが上陸し、200人以上が死亡し約250万人が被災・避難しているようです。このモンスーンがインド亜大陸に上陸した後に低気圧化したものが、中国中部から日本に掛かる長い梅雨前線の素です。

 

中国も四川省など中部で4000万人以上が被災する洪水が発生中です。

4十万人でも4百万人でもありません。4千万人です!!

 

 

現在、これまた観測史上初となるハリケーンがハワイ州の島々に直撃となりそうです。

ハワイ北東部に中型台風に等しいハリケーンが東から接近中なのがわかります。

 

対して、西太平洋(日本・フィリピン側)では、熱低のタネさえありません。

上は、日本の気象庁作成の気圧配置図なので、梅雨前線の西の端が中国四川省付近で切れているように見えますが、実際にはこの梅雨前線が、インド東部ベンガル湾までつながっている事が衛星写真からわかります。

インド洋ベンガル湾、タイ湾、南シナ海などから暖かい湿った空気がポンプのように南風で供給されている梅雨前線の雲は、濃い水蒸気を表す真っ白で密度の濃い雲が6千キロ近く横たわって写っています。

 

ようは、まだ梅雨明けしそうにありません。

 

太平洋の水温は十分高いのに、台風はゼロ!

 

普通なら大西洋やメキシコ湾で発生して北上するハリケーンが、メキシコの太平洋側で発生して西進してハワイに接近!!!

 

超モンスーンにベンガル湾から日本まで豪雨をもたらす長い雲の前線がいつまでも消えない!!!!!

 

これを異常気象と言わず、何というのでしょうか??

 

 

 

そしてワタクシにとっての大問題は、6月以降、まともな波が無く、波乗りが出来ていない事です。

 

毎日毎日、気圧の変化(熱低のタネ)を求めて各種の気象サイトにアクセスしていますが、少なくともあと1週間は楽しく波乗り出来る確率は限りなくゼロです。

 

もうすぐ8月なのに・・・こんなに波乗り出来ないのは人生初かも。。。

フィリップ カレッジリング

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