トム・クランシー その1

ある休みの日の朝、ふと思い立ち、書棚の小説の整理をしました。

目的は、大好きな作家トム・クランシー作品の整理と追加購入本の洗い出し。

 

 

ワタクシがトム・クランシーの作品に出合ったのは、、、確か、1988年頃??なぜトム・クランシーの本を手に取ったかは忘れちゃいましたが、それ以来【ほぼ全作】を読んでおります。

 

映画化された大ヒット作「レッドオクトーバーを追え」は、ソ連からアメリカに最新鋭原潜が亡命するというストーリー。その潜水艦艦長マルコ・ラミウス役はショーン・コネリー、ジャック・ライアン役はアレック・ボールドウィン。

次作の「パトリオットゲーム」のライアン役は、ハリソン・フォード。

クランシーの代表作は、アイルランド系アメリカ人ジョン・パトリック・ライアンが主人公の「ジャック・ライアンシリーズ」。この作品集は、単独作で読むだけは面白さが半減、シリーズで読むと更に面白いという不思議な構成になっているんです。

 

小説の中のジャック・ライアンの経歴を簡単にまとめると、、、

 

1950年代生まれのボルティモア育ち。父親はボルティモア市警の警官。ボストンカレッジ卒、米海兵隊士官学校へ進学・卒業し、少尉に任官直後の訓練中のヘリコプター墜落事故で重傷を負い退役。その後、大学院に進学して軍事史の博士号を所得。(実在の)証券会社メリル・リンチに就職して株トレーダーとして大成功。証券会社を辞めて海軍士官学校で戦争史を教える教官になる。妻はジョンズホプキンズ大学病院の眼科医キャロライン。

 

士官学校教官在籍中に休暇で訪れたロンドンで、イギリス王子がアイルランド過激派(IRA)の襲撃を受けたところを助けて「ナイト」の称号を贈られる。ところがIRAの報復で妻キャシーと娘が重症を負うとIRAに復讐するためにCIAに入り、情報分析官になります。その後、アメリカの自宅にイギリス王子が訪ねてきたところをIRAが再び襲撃するも、またまた撃退。(このストーリーが「パトリオットゲーム)

 

その後もCIAで分析官として着実に出世。ある時、ソビエトの最新型原潜レッド・オクトーバーが異様な行動をとり、ライアンはその行動がアメリカへの亡命の意思だと分析。米海軍の原潜に乗船してレッド・オクトーバーと接触して、見事亡命を成功させる。(レッド・オクトーバーを追えのストーリー)

 

小説は、「レッドオクトーバー」が先に発刊されていますが、時代背景は「パトリオット」の方が先という不思議な設定。

 

この時代背景が逆転していく設定もクランシー作品の楽しいところ。

 

そこで!

乱読してきたクランシー作品を時系列で読み直そう!!

と思い立ち、欠けている作品を探すことに。

 

フィリップ カレッジリング

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