年末のご挨拶2019

いよいよ今年も残すところわずかになりました。

皆様におかれましては、ご多忙な歳末をお過ごしのことと存じます。

 

今年【も】日本列島は天災の年でした。

 

2018年は西日本豪雨、関西地方の台風被害、北海道地震などがありました。そして今年2019年は、Philip College Ring所在地の千葉県房総半島はとんでもない災害の年になりました。

 

9/9の台風15号での大規模風害、断水、広域停電。台風19号でもかなりの風水害。10/25には沖合の台風21号と西から接近した低気圧の挟み撃ちで房総半島の多くの市町村が記録に残る大規模水害が起きました。

 

 

年々ひどくなる自然災害です。ここまでくると、二酸化炭素排出量増大に伴う温暖化の影響は誰も否定出来ないレベルに達しています。

 

広島・長崎の原爆被爆が根っ子にあり、更に福島第一原発の事故で日本国民感情は【原子力】に完璧なアレルギー反応を起こしてしまいました。しかし、そのアレルギー反応がエネルギー自給と安全保障、コスト的にも温暖化対策上にも有益な原発をほとんど止めてしまっています。それを受けて、あろうことか大手エネルギー企業は「コストが安い」と言う短絡的理由から石炭火力発電所を大増設して中国・アメリカに次いでバンバン二酸化炭素を排出しています。

 

先般マドリードで行われた国際会議COP25では、小泉進次郎環境大臣がコテンパンにやられました。「19世紀の産業革命じゃあるまいし、未だに石炭火力を増やしてどうすんだよ!今は21世紀だよ!発展途上国でも石炭火力発電所なんか作らないよ!」とボロクソでした。

 

 

二酸化炭素排出量増加が温暖化の主要因という事に異を唱える人々も未だにいます。確かに明確で直接的に二酸化炭素と温暖化が方程式として立証されている訳ではありません。しかし、地球環境と気候は「AがBという事象を直接的に起こす」という単純なものではありません。「AがBを起こし、BがCを誘発して結果Dが起こる」ものです。

 

台風・大型低気圧による風水害の発生多発という事象は、気圧配置と気温・海水温・偏西風などのその時々の事実の積み重ねが引き起こした災害に見えますが、もっと大きな要素の気温・海水温の変動に私たち人間の生活経済活動が影響を与えているという事を無視してはいけません。

 

 

新聞紙上には、

 

・温暖化に伴う大規模水害対策として堤防のかさ上げを

 

・自然災害多発により保険料アップ

 

などの見出しが目立ちます。いずれも温暖化を前提とした対応ですね。そもそもの温暖化対策への取り組みは誰も論じる事がありません。しかし福島原発事故以前は「京都議定書」による温暖化対策に世界的リーダーシップをとっていたのは日本だったんですが。。。

 

残念です。2020年にはそろそろ本気で日本国内でも温暖化を抑止する議論が起きてほしいものです。

 

 

 

さて、自然災害と地球温暖化はさておき、2019年のPhilip College Ringを振り返ります。

 

今年は【連覇の年】でした。

 

2017に続き2018もJ1連覇した川崎フロンターレさん。

 

こちらも2連覇、B.LEAGUEアルバルク東京さん。

 

やはり2連覇のソフトバンクホークスさん。

 

 

こちらは天皇杯3連覇、千葉ジェッツさん。

 

 

そしてe-スポーツのモンスターストライク選手権チャンピオンリングも3年連続の製作でした。

 

数多くの個人ご注文も頂きました。

 

ありがたい事です。

 

これを機に、更にご支持頂けるように技術・品質・サービスを向上させねばなりません。気を引き締めて新たな年を迎えたいと思います。

 

みなさま、良いお年をお迎え下さい。

フィリップ カレッジリング

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