12/23朝、前日に関東地方に雨を降らせた南岸低気圧が抜けたので、東~北東うねりを期待して勝浦湾へ出動しました。
この湾には2か所のポイントがあります。
ひとつは湾の一番奥まった場所の海底が平べったい岩になっているポイント。
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うねりの向きがいまいちで、胸肩くらいのサイズしかありません。
もう一つのガケの沖、海底がゴツゴツ岩のポイントはきれいな頭くらいの波が割れていたのでそちらへ。↓↓↓↓↓
ところが、、、、、
入ってすぐは頭前後のファンウェイブだったのが10分もしないうちにどんどんサイズアップ。一緒に波乗りしていた4-5人全員、沖で割れる頭半以上の波を喰らってインサイドに引きづり込まれました。
普通、セットの波は2-3本大きいのが入ってくると、しばらく収まりますが、今日はなぜか止まることなくどんどん大きな波が立て続けにやってきて、その都度サイズアップしてる感じ。
危険を感じて、上がろうとするのですが急激なサイズアップと潮の上げも重なり、インサイドは強烈なカレント(潮の流れ)が発生していて、行きたい方向に全然進みません。
目の前にはガケと岩。
崩れた白波がガケにぶつかって海面真っ白。真っ白の海面を「スープ」といいますが、このスープにハマるとより進まないんです。ようは空気を含んだ泡なのでサーフボードの浮力を奪い、パドリングのパワーが半減してしまいます。
ガケと岩の手前で30分近く必死でパドリングして、ようやく安全な場所に上がる事が出来、無事生還。
久々に命の危険を感じました。