ラグビー日本vs南アフリカ(SA)戦、TV観戦しましたが相手チームながら目をくぎ付けにされた選手がいました。
背番号9 スクラムハーフのファフ・デクラーク 28歳
最初に「んっ???!!」となったのは、SAボールのスクラムの待ち時間に9番がボールを指先でクルクルと、それも半端ないスピードで回している姿。
以下のyoutube動画の30秒からをご覧ください。
ものすごく小さい!!
調べたら身長170㎝、体重88kgと日本代表に入っても小さい部類です。
観戦中、もちろん日本代表の動きとボールを目で追うのですが、クリティカルな場面になると必ず「金髪のチビの9番」が現れ、日本に不利な状況を作り出すのです。
スクラムにボールを入れて出すスクラムハーフですから、スクラムやモール周辺には必ずポジションしているのですが、ディフェンズの場面でも非常にいいポジショニングで、「金髪チビ9番」は1.5倍はありそうな外国籍日本代表選手をタックルで潰すんです。
そんでもって、自らトライも!
すばしこい!
とにかく早い!
キックもいい!!
ポジショニングがいい!!
小さいのにフィジカルが抜群に強い!
司令塔、そしてオフェンス・ディフェンス双方に活躍!
そのデクラークのスゴい場面をダイジェストにした動画をyoutubeで見つけました。
特におすすめ場面は、
1:39からのシーン。相手チームの巨漢8番へのタックルディフェンスは、小さいながらのフィジカルの強さの証明です。
そして4:57からのシーン。パスを受け、超高速で疾走し、タックルを受けながらもエンドゾーンに到達してトライ!
必見です!
このデクラークの低身長ながら巨漢に当たり負けしないフィジカルの強さは、バスケ・サッカー・アメフトなどのコンタクトスポーツでフィジカル面で不利とされる日本人選手のお手本です。
翌日のニュースで知りましたが、日本戦のマンオブザマッチに選ばれたそうです。
今後の準決勝・決勝でも活躍を観たいと思わせる選手です。