台風19号に備えましょう

10/10朝の気象庁の台風19号の進路予報が出ました。

ほぼ3日前に外房気象波浪研究所が予測した進路になっています。

 

この台風も千葉に大きな被害をもたらした15号並に危険です。

 

勢力は気圧915hpと「スーパー台風」になっており、瞬間最大風速75m!!

15号と大きく違う点は、「大型」=勢力範囲が広い事です。

 

強風域が東側に750km、西側に600km。つまり、進路予報円の中央を進むとすれば、近畿から関東全域・東北まで日本のほぼ半分で15m以上の強風が吹きます。

 

そして、暴風域は半径240m。暴風とは25m以上の風です。

 

もちろん日本近海に接近すると、15号の時より近海水温が下がっていますので若干勢力を弱めるでしょうけど50m近い暴風が吹くと予測されます。

 

もう一つの特徴は、台風本体の進路東側に飛び出した雲。

気象衛星赤外線画像で見ると、台風本体の渦巻きの北東500㎞付近、ちょうど上の画像で小笠原諸島に掛かっている飛び出した活発な雨雲です。

 

これが台風の左巻き運動で、接近・上陸時には進路のほぼ真上に来ると思われるので、進路にあたる地域では通過する半日前には暴風雨になると思われます。

 

ワタクシが利用しているアメリカ海軍の海上気象観測ウェブサイトや海外のコンピュータ予測モデル複数を総合すると、上陸地点は以下の通り。首都圏中心にたくさんにマークがあるのは、無視してください。(ワタクシのマップの保存ポイントです)

西は浜松市付近から東は三浦半島まで、約200kmの範囲に絞られています。

もし最も東進路で三浦半島に上陸すると、大被害だった15号と全く同じコースです。

 

ただ、前述した「飛び出し雲」が反時計回りに回って、上陸時にどの位置にあるかは現時点では不明ですので、とにかく西は和歌山県・三重県から東は千葉県・茨城県までの災害への備えが必要です。

 

 

このような災害クラスの台風接近時の「備え」は、

 

1. 接近・上陸が予想される日のレジャー・外出は止める。

 

2. ベランダや庭の飛ぶようなモノは整理する。

 

3. 家の弱い部分は対策を(窓にベニヤなど)

 

4. 河川や海岸・ガケ近くの家の場合、早めに避難所に避難する。

 

5. 事前に食料・水を数日分備蓄し、ガソリンは満タンに。

 

 

 

さて、波の方ですが今朝既に房総半島はクローズアウトの大波で、普段のポイントではサーフィン不可になっています。

 

台風時のみ波が出る内湾ポイントに出動します。

明日は、更に波が上がりますので、更に内湾に。

もしかしたらアクアライン周辺で波乗り出来るかも?

 

土曜は一日、家に籠ります。

食料買い込んで、窓のシャッター閉めて、停電にも備えて電池類を事前にチェック。

 

 

願わくば、日曜の早い時間に台風が抜けて、日曜夜のラグビーW杯日本vsスコットランド戦が行われるよう。

フィリップ カレッジリング

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