8月28日の日経新聞の小さな記事。
【Co2で素材・燃料生産】
簡単に言うと、
【空気からモノを作り出す】
=空気中の二酸化炭素から燃料(炭素)や素材(コンクリートや繊維)を作り出す技術
だそうです。
素晴らしい!
そう言われてみれば、石炭などの燃料の主原料はC(炭素)ですね。二酸化炭素の化学式CO2からO2(酸素)を取り出せば、炭素Cになりますね!そしてダイヤの原料も炭素C。最近「精巧な偽造ダイヤ」として注目されているモアサナイトも炭素Cから作ります。
炭素繊維は、フィラメント、カーボンナノチューブなどの工業素材として大きな需要がある素材です。どうやって作るのか理解出来ませんけど、炭素からコンクリートも作れるそうです。
三菱ケミカル、日立製作所、川崎重工業などが中心で技術開発を進め、商用化を目指すそうです。
これらの企業は「重厚長大産業」で衰退が言われていますが、「空気からモノを作り出す」ような素晴らしい新技術を開発すれば、絶対に息を吹き返しますね。
そうです。日本産業に必要なのはチャレンジです。
応援したいです。