フィリピン東海上の熱低が昨日、台風12号になりました。
外房気象波浪研究所の予測通り、ルソン島を横断して南シナ海に抜けるコースです。
この12号、日本に関係無いように見えますが、現在九州北部に災害レベルの豪雨を降らせている間接的影響を及ぼしています。前回の11号の時と同じ仕組みで、台風と太平洋高気圧の位置関係、そして偏西風の影響です。
気圧配置図を見ると、、、
こうなっています。↓↓↓↓↓
台風の反時計回りの南風と高気圧の時計回りの風が東西に長く横たわる秋雨前線に熱帯の湿った空気を送り込み、上海付近から東シナ海上に大雨を降らせる雲を生じさせ、その雲が偏西風で流されて九州中国地方にやってきているのです。
この12号は998hp、風速18m、強風域半径400kmと勢力弱く小型です。そして週末までには香港、ベトナム方面に上陸して勢力を弱めるので、これ以上の雨は無いと思われます。
広域気圧配置図を見ると↓↓↓↓↓
南海上に熱低のタネもありません。
今週から週末にかけて、波乗りは厳しい状況が続きます。
仕事します。