オリンピック期間中はどうしよう?

東京2020の1年前になり、TVや新聞の報道でオリンピック期間中の交通規制やその他の報道が増えています。ネットニュースやSNSはあてになりませんけど、さすがに読売や日経などの新聞はきちんとした取材に基づいた記事はアテになります。

 

まず、期間中の東京都内のホテルが予約出来ないらしいです。

読売新聞によると、理由は二つ。

 

ひとつは、大会組織委員会をはじめとする関連団体が関係者・選手団などの宿泊先確保の為に、会場近くのホテルに提供を呼びかけ、仮予約してしまっているとの事。

 

そーでしょーねーーー、、、

オリンピックになると競技補助者(審判・ボールボーイその他)が競技者の数と同数近くなりますし、運営そのものをする各国・各競技団体の運営関係者、報道機関、選手団の随行員などなどを考えると、選手数の数倍の【関係者・報道陣】になりますね。

 

もう一つは、期間中のホテルの価格設定。

ワタクシ、疑り深いので、この点は報道を鵜呑みにせず、ネットの予約で某ホテルの価格を見てみました。2019年7月下旬、1泊10,000円弱のビジネスホテルが2020年7月下旬は1泊21,612円と倍以上でした。

 

ニューオータニ等の一流ホテルは、「同期間の予約はお請けできません」の表示。

 

 

 

そして交通規制。

 

首都高は、期間中の料金を大幅に値上げするとともに「いつ、どこかの出入り口を状況に応じて閉鎖します」と宣言。つまり「期間中は首都高を使わないで!」の意思表示。一般道も、試合会場周辺は当然、交通規制があるでしょう。

 

逆に首都圏のJR・私鉄・地下鉄などの鉄道は、終電を午前2時過ぎまで運行する予定との事。これは既に今年春には発表されましたね。

 

 

我が町、千葉一宮も他人事ではありません。

 

面積は22.9㎡と品川区と同じ大きさしかない小さな町。人口12000人(ちなみに品川区人口は38万人)、JR外房線上総一ノ宮駅は乗降客1日約3000人(品川駅は24万人)。この町で、五輪史上初のサーフィン競技が行われます。会場になる釣ケ崎海岸(地元の呼称:志田下)では、大規模な工事が進行中で、公園、駐車場、トイレなど公共施設を建設中です。

元は松林の防砂林の松林だったエリアが大規模造成されて大会運営エリアに整地

 

サーフィン競技も選手数より圧倒的に関係者数の多い競技です。一度に競技するのは大体4名前後の選手ですが、ジャッジが最低5-6名、タイムキーパー、旗手(残り時間などを選手に知らせる)、記録係、撮影係、運営責任者、レスキューなど数十名の運営関係者が必要な競技です。選手団は、各国代表選手が約20名程度ですが、コーチ、選手団の随行員、トレーナー・医療・コンディショニング関係者がその倍数以上になるでしょう。

それになんといっても報道機関。世界初の五輪サーフィン競技は、選手を送り出すアメリカ・オーストラリア・ブラジル・フランス

など各国へのTV等の放送があるはずですし、当然ネット配信も。そして日本の報道機関。さらに観客。。。。

 

どう考えても一宮町は混乱の極みでしょう。

 

期間中、Philip College Ringはお休みにするか?逆に一歩も外に出ずに仕事するか???

 

フィリップ カレッジリング

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