五十嵐カノア WCT初優勝

先般、初めてオリンピック競技となったサーフィンについてブログで色々とお伝えしました。

 

2020東京五輪のサーフィン日本代表選手、最有力候補の五十嵐カノアが!!

 

なんと!!

なんと!!

 

プロサーフィンツアー最高峰のWCTコロナ・バリ戦で初優勝を飾りました!

 

これでカノアは世界ランキング2位!!!

 

CTは世界ランク22位までというのは以前のブログでお伝えしました。

 

その下のQS(世界ランキング23位以下)のは、日本人選手で稲葉レオ(QS5位=世界ランキング27位)、大原洋人(QS8位=世界30位)に食い込んでいます。来年夏までには、ヒロトとレオがCTランキングに食い込めば、CTランキング選手3名を抱えるサーフィン日本代表選手団となり、団体戦(あるかどうか知らん)は期待が持てます。

 

 

このカノアの決勝・準決勝戦のダイジェスト動画をYoutubeで見つけましたので、良ければご覧ください。

 

↓↓↓↓↓決勝戦  カノアvsジェレミー・フローレス(仏:レユニオン島出身)

 

カノアのサーフィンは、幼少からカリフォルニアで育った為か日本人離れしたフィジカルの強さがあります。特にトップターンの力強さが非常に大きなスプレー(しぶき)を上げます。が、得意技とか言った特徴が無いのですが、ここぞと言う時に技を決める力、波をつかむ運、時間内に最善のパフォーマンスを発揮するといったコペティターとしての能力が非常に高いです。

 

 

印象的なのは、準決勝戦のカノアvsケリー・スレーター戦。

この映像はワタクシ、LIVEで観ました。

 

ケリー・スレーターというのは、サーファーなら世界中で知らない人はいないというレジェンド中のレジェンド。長年、世界のプロサーフィンシーンをリードしてきた伝説のプロサーファーですが、今年限りの引退を表明しています。そのケリー(47歳)を22歳のカノアが破ったという事は、サーフィンの新旧交代の象徴的出来事でもあります。

 

 

映像で見る限り、カノアのサーフィンよりケリーのパフォーマンスの方がベターに見えますが、やはり得点力・波の把握数・選択眼、優先権の使い方、掴んだ波で上げる平均得点力というコンペティション能力でカノアがケリーを下した一戦でした。

↓↓↓↓↓

 

東京2020サーフィン競技が楽しみになってきました!

 

 

フィリップ カレッジリング

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