サーフィン東京五輪:代表選手選考開始

いよいよ来年、2020東京オリンピック・パラリンピックで史上初となるサーフィン競技がPhilip College Ringの地元 千葉一宮町の釣ケ崎海岸(通称:志田下)で行われます。

 

↓↓↓↓↓東京五輪サーフィン競技のピクトグラム

 

そのオリンピックに日本代表として出場する選手の選考が始まりました。まず選考に際しては、サーフィンの世界・日本の組織から理解しなければなりません。

 

オリンピック主催団体は、IOC。

 

日本のオリンピック団体は、JOC。

 

IOCが世界のスポーツ代表団体と協議して五輪で行う競技を決めます。例えばバスケならIOCとFIBA、サッカーならIOCとFIFA、野球ならIOCとWBC機構。サーフィンの場合は、IOCとWSL(ワールドサーフリーグ)で協議しました。

 

 

そしてIOCから各国のオリンピック組織に各競技の代表選手団の指定推薦をするように指示されます。つまりIOCからJOCに。JOCは、スポーツ庁に届け出のある各種スポーツの代表団体にその旨を指示します。バスケならJOCからJBA(日本バスケ協会)、サッカーならJFA(日本サッカー協会)、野球ならNPB。

 

サーフィンの代表団体は、NSA(日本サーフィン連盟)になります。

 

NSAは、他の協会同様にプロ・アマ双方を統括する団体で1965年に創設されました。NSA創設メンバーで一昨年の五輪競技決定まで理事を務めた岡野孝親(おかのたかちか)さんは、ワタクシの親友で日本のプロサーファー認定第1号の岡野教彦(おかののりひこ)さんの実兄。孝親さんの息子さんは、東京両国で形成外科を開業していてワタクシの息子(Philip College Ring2代目)が治療で世話になっているなど、家族ぐるみの付き合いです。

 

日本のプロサーフィンは、JPSA(日本プロサーフィン連盟)。バスケのB.LEAGUE、サッカーのJリーグ、野球のセパ両リーグにあたります。

前理事長の牛越くん、現理事長の細川くん、ともに一宮町在住の元プロサーファーです。

 

 

最終的には、NSCが代表選手団を組織する訳ですが、その中にはJPSAの現役プロサーファー以外にもNSCに登録しているトップアマチュア、元プロサーファー、そして海外の団体で競技している日本国籍選手から選びます。ちょうど、サッカー日本代表にJリーグ選手以外にドイツやイングランドのリーグで活躍する選手達を招へいするのと同じ。

 

 

その海外組最有力候補は、五十嵐カノア。

ハーフみたいな見た目と名前ですが、両親ともに日本人の純血日本人。幼少の頃から米ロサンジェルス在住の22歳。現在は、WSLのサーキットをフォローしています。優勝経験2回、準優勝数回。東京2020のサーフィン代表選手団のエースになるでしょう。

 

 

そのNSAが代表選考を開始しました。JPSA所属のプロとNSA所属アマチュア選手の選考を今シーズンの大会の結果で決めていくものです。

 

その第1回目の選考大会がこのGWに一宮で行われます。

・第1回 ジャパンオープンオブサーフィン
・開催期間:2019年 5月6日(祝)、7日(火)
・開 催 地:千葉県一宮町 釣ヶ崎海岸
・主 催:一般社団法人 日本サーフィン連盟(NSA)
・主 管:ジャパンオープンオブサーフィン実行委員会
・出場選手:男子16名、女子16名

 

その出場指定選手

Philip College Ringブログにしばしば登場するレオ(稲葉れお)と大原洋人(ひろと)!!そして東京出身ながら10年程前から一宮に移住して、JPSAのトッププロとして3回のグランドチャンピオンになっているアラシ(加藤嵐)!!同じく湘南出身ですが、ワタクシのサーフボードを作っている一宮のサーフブランドCHP所属プロの堀越力(りき)!4人とも選ばれて欲しい!!

 

そして女子は、一宮中学校の今年から3年生になったカナ(中塩かな)も!!

今年春から夏にかけて行われるプロ・アマの各種大会で、選考大会に指定されているコンテストで良い成績を残すと、秋には東京2020の代表選手が決まります。

 

みんな、がんばれ!!!

 

フィリップ カレッジリング

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