再び、、やっぱりペイトリオッツ

日本時間2/4午前、米アトランタでNFL決勝戦スーパーボウルが行われました。

アトランタ メスセデスベンツスタジアム

 

結果は、ニューイングランド・ペイトリオッツ 13 – 3 ロサンジェルス・ラムズでペイトリオッツが2年ぶり史上最多タイの6回目の優勝でした。

 

ワタクシ、1Qと2Q途中、そして4QをNHK-BSで観戦。実は、日曜夜から月曜朝にかけて日本付近を通過した低気圧の影響で、波が上がったので2Qとハーフタイムの間に小一時間波乗りしていました。

 

全般的に稀に見るロースコア展開。1Qは0-0  2Q4分にようやくフリーキックでペトリオッツが3点獲得  3Q(観てないけど)にようやくラムズもフリーキックゴールを決め、3Q終了時点で3-3のロースコア展開。

 

一言で言うと、両軍ともディフェンスがめちゃクチャ冴えていて、オフェンスが冴えないという事でした。ペイトリオッツの名QBブレイディは、どしょぱなのドライブでインターセプトを決められるわ、、、1Q10分経過時に27ヤードのペイトリオッツのFGをゴスカウスキーが外しちゃうわ・・・。

 

ラムズの若き司令塔ジャレット・ゴフ(24歳)は、そこそこパス・ランともに通してくるのですが、決め手の3rdダウンで全てペイトリオッツのディフェンス陣に抑え込まれてしまいます。

 

膠着状態のゲームが動いたのは、ようやく4Qになってから。残り時間10分を切り、ペイトリオッツ自陣30ヤード付近からのドライブ。ブレイディがお得意の10ヤード前後の短く早いパスを2本立て続けに決め、敵陣30ヤード付近まで攻め込みます。立て続けにパス攻撃だったので、次はランか?と思いきや、今度はエンドゾーンぎりぎりまで30ヤード近いロングパスを放り、WRグロンカウスキーがディフェンス2人に囲まれながらもエンドまで2ヤードでキャッチ成功!!!ここで流れが決まりました。

 

 

以下の13分31秒動画の10分付近をご覧ください。

NFL公式サイトがyoutubeにダイジェスト版動画をアップ。

 

このロングパス成功で残り2ヤード。正面突破のランでタッチダウン&キックも決めて10-3。残り時間7分ですので、ラムズも時間は十分あるのですが、やはりQBゴフがペイトリオッツディフェンス陣に抑え込まれたまま。残り時間4分、ゴフの投げたロングパスがエンドゾーン内でキャッチ成功か??!!の場面も反則無しでペイトリオッツディフェンスがレシーバーにプレッシャーをかけてキャッチ失敗。

 

この直後のプレイで、再びのゴフのロングパスをペイトリオッツ・ギルモアがインターセプト!!もはや、ここで流れが決まった感じでした。その後、ペイトリオッツは時間を使いながら地道にヤードを重ね、残り時間1分当たりでもう1本のFGを決めて13-3。もうラムズは1ドライブでは逆転出来なくなり、残り時間1分間のラムズの必死の攻撃もペイトリオッツディフェンス陣が守り切り、試合終了。

 

地味で渋いディフェンスゲームでした。

 

MVPは、パスキャッチ11回成功のペイトリオッツWRエデルマン。このエデルマンはAFC決勝で「疑惑のキャッチミス(実際はボールに触っていない)」で騒がれました。

 

 

ワタクシ的MVPは、ペイトリオッツのTEグロンカウスキー。パスキャッチの回数こそエデルマンより少ないですが、肝心要の4Qでの得点ドライブの2か所でパスキャッチとともにブロックでも良い働きをしました。

この人、マークされていても何故かキャッチ成功して、更にそこから重戦車のようにヤードを稼ぐんです。名QBブレイディが一身に注目を集めますが、レシーバーがいなければQBのヤード獲得はなりません。WRのエデルマンとTEグロンカウスキーのいずれかが確かにMVPに選ばれるでしょうけど、このディフェンシブゲームではペイトリオッツのディフェンス陣からMVPを選んでも良かったのでは?

 

まあ、しかし、ペイトリオッツ強いですね。

フィリップ カレッジリング

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