2/5(月)午前中、Philip College Ringは半休致します。
もちろん、TVでスーパーボウルを観戦するからデス！
日本時間2/5AM8:30キックオフの第52回スーパーボウルは、北部ミネアポリスのUSバンクスタジアムで、ニューイングランド・ペイトリオッツとフィラデルフィア・イーグルスが対戦します。
ペイトリオッツは昨年に続く連覇狙い。
2016シーズン、2014シーズンとこの数年間で2回の優勝。特に21世紀に入ってからというもの、8回の出場、5回の優勝。いずれも現HCビル・ベリチックとQBトム・ブレディのコンビが組まれてからです。
今年40歳のトム・ブレディ。昨年のスーパーボウルでも4Qで10点差以上を逆転する勝負強さから、現役にも関わらず既に引退したモンタナ、マニングと並ぶ「NFL史上最高のQB」の称号を得ています。
このあまりの強さに、ペイトリオッツが負けるのを願う全米のファンが多数派という状況が発生しています。野球で言えば、NYヤンキースとか讀賣巨人軍みたいな存在（とは言えMBLやNPBよりもNFLの方が圧倒的に市場規模やファン数が多いので、この比較は逆説的ですけど・・・・）
あるアンケートでは、今回のスーパーボウルでは全米50州のうち45州がイーグルスを応援しているという結果が出るほどです。
対するイーグルス、スーパーボウル優勝経験無し、カンファレンス優勝も3回のみ。それも2004年以来13年ぶりのNFC優勝が今回。当然ですが、圧倒的にペイトリオッツの勝ちが予想されています。
でも、イーグルスもQBが良いようです。その名は、ニック・フォールズ。
なんと！！！控えのQBなのです！！！現在29歳、アリゾナ大出身で2012年ドラフト3巡でイーグルス入り。その後ラムズ、チーフスと転籍し、昨年2017年3月に控えQBとしてイーグルスに出戻ったという経歴の持ち主。
イーグルスには、バリバリ若手で2016年の全体ドラフト2位だったカーソン・ウェンツがエースQBとしてほぼ全試合の先発をしていましたが、全16試合のリーグ戦の14試合目で大怪我離脱。控えQBのフォールズが残り試合とポストシーズンのプレイオフ戦など全てに先発し、スーパーボウルに漕ぎつけたというもの。
実績や経歴からすれば、ブレディに遠く及びませんが、いまや「反ペオトリオッツ感情」を追い風に乗りに乗っているフィールズとイーグルスが「鉄板の強さ」ペイトリオッツに挑むという構図です。
まあ、、、いずれにしてもブレディは今年で引退ですかね。
スーパーボウル2連覇、自身6度目のビンス・ロンバルディトロフィーを抱えて「花道」引退か？
フィールズなど台頭する若手QBに敗れ、年齢的限界を感じての引退か？
でも、またまた去年みたいに圧倒的不利の4Qでの逆転ドライブの連続を見てみたい・・・・・・・