現在、Philip College Ringではあるビッグプロジェクトに取り組んでおります。
極秘、マル秘プロジェクトです。
そのプロジェクトに七宝焼きを使用する予定です。
そこで使用予定の各色の釉薬を何種類か取り寄せて、テストベイク(試し焼き)しようと思っています。
七宝(エナメル)は、中東が発祥。シルクロード沿いに広まり、日本には中国経由で奈良時代に伝わったとされます。最もエナメル技法が発達したのは、フランス。現代のエナメル技法用語は、ほぼ全てフランス語です。
使用予定色は、赤、紫、緑、紫紺の4種ですが、取り寄せた釉薬は全9色。
特に赤の発色がポイントなのです。
左上の紫色粉末は、サファイヤのような濃い紫紺になるはず。
右下の紫色粉末は、アメシストのような鮮やかな紫色になるはず。
他の4色は、白色粉末も含めて全て焼くと赤色になります。
ラベルの右上に「HS1」とメモってあるのは、品番HS-1の下地釉薬を引く必要がある印。「白透け」と呼ぶ焼くと半透明になる白色釉薬を下地(ホワイト・アクア・ベースメント)を敷いて、その上に色付き釉薬を盛る必要がある6種です。
Dのメモのラベルのものは、ダイレクトの略でベースメントを引かず、そのまま地金に釉薬を盛るものです。
うぐいす色(緑色)2種と赤1種。
あっ、、、、下地の白透けの釉薬の在庫がほぼ無い・・・・
う~う~、、、追加発注しなきゃです。