ある日、石座脇に飾り留めする小粒ダイヤの石留めをしたら・・
う~う~、、なんだかきにいりません・・・
う~う~、、、
なんでだろ??
よくわからないですよね。。
これデス↓↓↓↓↓
両脇に3粒づつ留めた小粒ダイヤの一番右端の1個。
この向きが微妙に気に入らない原因でした。
ぱっと見た目はOKですが、この微妙に感じる違和感の原因はこうです。
↓↓↓↓↓完璧な石留め。
全ての石の深さが均一で、向きも真上に揃った状態。
この違和感の原因はこうです。
↓↓↓↓↓
なんとか揃ってはいるのですが、一番右端の石のみ少し傾いていたのです。
う~う~、、、気に入らん・・・・
当然、やり直し。
ワタクシはこういうことはしませんが、最悪の石留めはこう
↓↓↓↓↓
深さばらばら、向きバラバラ。
これ、光が当たると、不均等に石が光るので出来の悪さが際立ちます。
石のイラストを描いたので、ついでに石の各部名称を説明します。
一般的なファセットカット(Philip College Ringではわかりやすいようにダイヤモンドカットと表記しています)の各部名称。
並べて留めた時、テーブルがズレなく、同一の高さで並んでいると、とても美しくギンギラギン♪と輝きます。石留めの時の急所は、キューレットとガードル。地金を彫るときにガードルの高さぴったりに合わせると良いです。そして、不安定なキューレットがグラグラしないように真っすぐ上向きに留める事デス。
んっ?
そんな事、教えちゃっていいのかって?
大丈夫デス。
知ったからって、簡単にやれるモンじゃありませんので。