ハーフタイムショウ

昨日のブログでもお伝えした第51回スーパーボウルでのレディー・ガガのハーフタイムショウ。

 

よくよく聞くと、ガガの強烈な政治的メッセージが込められていますね。

まず冒頭の第2の国家「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌い終えた後のナレーション。

 

…….one Nation under God,…..のくだり。

「神のもと分断されることのないひとつの国、すべての人の自由と正義を与える国」の米国の学校でも暗唱される「忠誠の誓い」の言葉。

 

そしてショウの中の歌、ガガの大ヒット曲「Born This Way」。

 

Whether you’re broke or evergreen
You’re black, white, beige chola descent
You’re Lebanese, You’re Orient
Whether life’s disabilities
Left you outcast, bullied or teased
Rejoice and love yourself today
Cause baby you we’re born this way
No matter gay, straight, or bi
Lesbian, transgendered life
I’m on the right track baby
I was born to survive

 

白人も黒人も混血も東洋系もレズビアンもトランスジェンダーも生き残れる・・・

今のアメリカの政治状況を合わせて考えると、とても意味深いです。冒頭の「忠誠の誓い」とともに性的少数派や移民への強い批判をするトランプ政権への強烈な批判の内容になります。
 

そして改めて考えるに、欠陥が多い民主主義国家ですが、国の指導者へのこのような強烈な批判メッセージを最高視聴率50%近いTV番組でおおっぴらに訴える事が出来る自由があるアメリカや日本の国家制度に感謝を覚えました。

 

これがもし中華人民共和国だったら、ガガは即刻刑務所行きデス。

フィリップ カレッジリング

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