千葉ジェッツ初タイトル!

バスケBリーグの地元千葉の千葉ジェッツが快挙!!

 

1/9(月祝)代々木第一体育館で行われた、バスケ天皇杯(全日本総合バスケットボール選手権:通称オールジャパン)で見事、初優勝を飾ったのです!

 

ジェッツは、千葉県船橋市をホームタウンとして2011年に旧bjリーグに参入。

ワタクシも初の地元バスケチームとして、参入初年度の数ゲームに足を運びました。

 

当時は、、、、弱かったデス。。。

初年度は17位。

2013シーズンに旧NBLに移籍しましたが、シーズン最下位。。。

 

ゲーム運営も稚拙。。。

まるで文化祭のような運営でした。。

ホームゲームに1000人集まるか否か・・・。

 

 

しかしこの千葉ジェッツ、ぐんぐん力をつけ、特に近年興行運営面では日本トップクラスまで力をつけていました。NBL最終年度の2015-16シーズンには、bj/NBL両リーグの中で人気チームの琉球キングス、栃木ブレックスを上回る平均3600人を動員し、両リーグ中最多観客数を誇るまでに。

 

当然ですが、チームとともにフロントの血の出るような努力が無ければ、集客増にはなりません。リーグ最多優勝のキングス、日本人初のNBA選手:田臥を擁するブレックスを上回るという事はスゴい事です!

 

つまり興行的には、日本一のバスケチームにまでなっていたのですが、残念ながらbj/NBLのリーグ優勝/天皇杯などのタイトルは無冠のままでした。

 

天皇杯は、サッカー天皇杯が有名ですが、バスケ天皇杯はサッカー天皇杯より歴史が古く、1921年から続く歴史ある大会。(サッカー天皇杯は1948年から) トップリーグ(現在のBリーグ)、大学、高校、社会人リーグのトップクラスが競うトーナメント方式の大会です。

 

エンペラーズカップ、天皇杯、オールジャパンなど3通りの呼称で呼ばれます。

優勝チームには、サッカー天皇杯や大相撲と同じ銀製の菊の紋付きカップが送られます。

 

今シーズンは、bj/NBL統合のBリーグ発足初年度という事で、リーグ戦に注目が集中していました。そんな中行われたバスケ天皇杯、トーナメント表は以下の通り。

 

ジェッツは、初戦の新潟アルビを92:65と大勝。2回戦は、旧JBL2009-2010シーズン王者で現在のBリーグでも人気実力トップクラスで田臥選手を擁する栃木ブレックスを81:62。3回戦は、バスケ天皇杯最多優勝を誇り、NBL2014-15シーズン王者のシーホース三河を81:75と競り勝ち。そして決勝戦は昨年のNBL王者ブレイブサンダースに88:66と金星3連発!!!

 

誰もが予想しなかった初優勝を遂げたのです!!

 

ブレックス、シーホース、ブレイブサンダースは皆さん、Philip College Ringのチャンピオンリング保有チームなんです!!いや~、、、ジェッツには悪いけど、本当に大金星デス。

 

原動力になったのは、「リーグで一番小さい男」富樫祐樹と個人タイトル王マイケル・パーカー。

富樫選手は高校時代にアメリカ留学、帰国後秋田ノーザンハピネツで活躍、そしてNBAに挑戦していましたが、昨年9月Bリーグ発足に合わせて帰国しジェッツに電撃入団。

 

マイケル・パーカー選手は、2008年からbjリーグ:ライジング福岡、その後島根スサノオマジック、NBL和歌山トライアンズ、アルバルク東京と在籍する間に、最多得点、最多スティール、フィールドゴール成功率トップなど数々の個人タイトルを獲得し、やはりBリーグ発足の昨年に千葉ジェッツに加入。

 

こうして、興行面での実力とともにプレー面でも強化に成功し、ついに初タイトルを獲得したのです。

現在、ジェッツはBリーグ東地区3位。

1位は旧NBL最高勝率のアルバルク東京(旧トヨタ自動車)。

2位は、今回の天皇杯準決勝で競り勝った栃木ブレックス。

強敵揃いの地区デス。

 

現在、シーズン60試合中、ちょうど1/3を消化した地点。

後半、勢いに乗り、チームとしてもかみ合ったジェッツが順位を上げる事、確実です!

フィリップ カレッジリング

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