工具紹介シリーズ:スライディングゲージ

今年からブログの記事をちょっと変えてみます。

 

従来、ブログネタに詰まった時には「オベントシリーズ」と称して、毎朝作る息子のオベントの写真を撮りためたものをアップしていました。正直、これ、苦し紛れでした。とはいえ、この「オベントシリーズ」は2011年1月から掲載回数131回、延べ700個近いオベントの写真をご紹介してきました。

 

5年も続きましたので、マンネリにもなります。

年末年始に、去年の反省や今年の目標などをイロイロと考える中、ブログの内容もリニューアルしなきゃ・・・と思い立ち、苦し紛れで始まり、なんとなく続いている「オベントシリーズ」に終止符を打ち、カレッジリングブログならではの内容のシリーズを立ち上げようかと・・・。

 

ってなワケで、ブログの新シリーズがスタートします。

カレッジリング製作に使う、工具・器具類のご紹介です。

 

前説が長くなったので、第一弾は、軽めに「スライディングゲージ」。

厚みの計測をする道具です。

スイス製のゲージで、アナログですがかなりの優れもの。

0.1mm単位を計測してくれます。

 

上の写真は、カレッジリングの「クレーター=石留め前のリングの石座部を噴火口に見立ててこう呼びます」の内部の厚みを測っているところ。0.75㎜の値を表示しています。

 

この厚みが0.5mm以下だとちょっと危険。ファセットカットの石のキューレット(裏側のとがり)が当たると穴が開いちゃったり、内側に刻印をするときにダイヤモンドポイントでへこんでしまったりします。0.5mm以上あれば安全デス。

 

もちろん通常のノギスもデジタル表示でコンマ1まで測れるものを使っていますが、厚みの計測では不正確になるのです。

 

このスライディングゲージは、板厚の計測など様々な局面で厚み計測に重宝します。

 

フィリップ カレッジリング

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