またまた新兵器!

今度は小型新兵器デス。

特殊ハンマー。

もともと板金(小さなもの)用のハンマーで彫金用ではありません。

他業界の道具は、Philip College Ringの差別化技術にとても役立っています。

本体が合金でできており、グリップは持ちやすいラバーグリップ。

 

特徴としては、ふたつ。

 

本体自体がある程度の比重のある金属製なので、叩いた際の打突力の「トルク」があることデス。普通の小型ハンマーは木製の柄なので、ヘッドの重さと遠心力で打突しますが、このハンマーは本体にも重さがあるので、遠心力をつけなくても(振り上げなくても)ある程度の求める打突力が出るので、石留め作業の最適なのデス!

 

もう一つの特徴は、計5種のヘッドが交換可能な事です。

真鍮製14g(金色のヘッド)は、最も比重が高いので軽く叩いても遠心力で打突力が強い。鉄製ヘッドは12gと10gと9gの3種で、更に平面・柔らかな局面・球面の3通り。そして傷つけたくないモノ用にシリコンヘッド。

 

シリコンヘッドの反対側に比重の高い真鍮ヘッドを装着すると、叩いたモノにはキズが付きにくいですが、遠心力が働きますので、きちんと打突できるようです。

 

う~う~、やはり他業界の技術や工具は研究するモンです。

 

フィリップ カレッジリング

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