毎年、この時期は台風進路予測で忙しいデスが、今年は特に忙しいデス!
常にダブル台風とか、トリプル台風とか、異例の動きやコースとか・・。
さてさて、台湾・中国南部に多大な被害をもたらした14号は熱低になりました。
後を追いかける16号マラカスも、今朝の時点で950hpとかなり勢力を強めています。
16号の現在地や進路の海水温は、30度超えの水域ですので、もっと発達するでしょう。
そんでもって気圧配置を見ると、
ありゃー・・・ぐちゃぐちゃに高低込み合っていますねーーー。
長ーい秋雨前線もあるし、こりゃ気象庁も予報が難しいでしょう。
現在のところ、おととい外房気象波浪研究所が予測したAコースを進んでいます。
がっ!広域気圧配置図を見ると、
う~う~、二つの事象が予測出来ます。
ひとつは、マーシャル諸島周辺の「L」の低気圧は数日中に台風17号になる可能性大。またまたダブル台風になりそうです。
そして、中国北東部からシベリア、アリューシャン海域の込み合った気圧配置ですが、シベリア北部全体を覆っている目玉焼きのような二つのシベリア高気圧(寒気団)が大きくまとまり、南下する可能性大ですので、中国北東部からカムチャッカ半島周辺のゴチャゴチャした小さな高気圧・低気圧を大きく東に動かして、秋の気圧配置になりそうです。
ってコトはデスねーー。
16号は東シナ海に入った後、北側の高気圧に押されるように真東に進路を変え、再び四国沖太平洋側に抜けるカモしれません。
いずれにしても、今週末、九州四国、西日本は16号の進路の北東側になりますので、大雨に警戒が必要です。