ガス溶接技能士試験

50の手習い・・・
ある時ふと思い立って「ガス溶接技能士」の資格を取ろうと講習を申込ました。
2か月程前です。
先日、試験を受けました。
学科と実技がありました。
まず学科講習。。。
知恵熱出ました。

「アセチレンガスのボンベ内の上限と下限は**Mpa(メガパスカル)か?」
「各種圧縮ガスの圧縮率は?また各々の比重は?」
ってなコトで、錆びたアタマに数字を無理やり押し込んで受験しました。
ちなみに試験を受けるのは20数年ぶりでした。
実技試験会場は、三井造船千葉事業所の技能研修室にて。
造船所、初初体験!とにかくデカい!

駐車場から研修室まで徒歩20分。。。工場従業員の皆さんは自転車移動が主流です。
また服装・装備も試験範囲。
防火繊維作業着、ヘルメット、遮光眼鏡、防塵マスク、耐火手袋、安全靴・・・

防塵マスクと耐火手袋は使っていますが、他はワークマン(作業服専門店)で購入。
溶接・溶断(切断)実技。
写真1 アセチレンガスのみの炎

写真2 酸素を混合した炎

写真3 ガス圧と酸素圧を調整して切断可能になった炎

この見分けと調整が出来ないと試験に受かりません。
また用途や材料によって様々な火口の使い分けも課題でした。

ステンレス鋼板用、湾曲鋼板用、切断用・溶接用など各種火口です。
ちなみに、この中に普段ワタクシが使う金銀用の火口はありませんでした(汗)
まあ、造船所ですし・・・大型火口ばかり・・・
そもそも溶接技能士の免許自体が鉄工・造船・建設業向けなので・・・
率直に言って、技能面では現在の仕事に直接役立つ事はありませんでした。。。
でも、彫金のみの狭い世界の技術だけでは無く、幅広い技術と知識が得られたのは収穫デス。
 

フィリップ カレッジリング

コメントを残す