プロスポーツビジネス考

1カ月程前でしょうか?
読売新聞の1面に興味深いコラムがありました。

タイトルは「大リーグ(米MLB)収入20年で7倍」とあります。
そうそう、、、ワタクシの古い記憶では、アメリカのプロスポーツ興行収入は、1位NFL 2位NBA 3位MLB 4位NHL(アイスホッケー)で固定化されていた憶えがありますが、どうやら近年MLBがNBAを抜いたようです。
記事の論旨のひとつは、「プロスポーツチームの海外進出による収入増」。
例えば、FCバルサやレアルなどが自国以外でライセンスビジネスを展開・・・などですね。
でも、それを踏まえると改めて米NFLのすごさが目立ちます。

NFLのゲーム数は1チーム当たり年間たったの16試合しかないのに、収入はMLBの1.5倍、NBAの2倍規模。日本プロ野球の8.2倍!おまけにアメフトはドメスティックスポーツなので、海外進出とは無縁でしょう。
野球は年約130試合、バスケは約50試合も行われます。
NFL、強すぎます・・・・。
さて、我が国の2大スポーツプロ野球とサッカーJリーグを合せて、総収入は約2000億円。この数字、考えさせられます。
アメリカ4大スポーツ計が約3兆円。
日米の人口が約3億vs1億ですので、プロスポーツ売上の人口比に大きな開きがありますね。おかしな計算ですが、3兆円÷3億人=国民1人当たり年間1万円を4大スポーツになにがしかの形で出費しているアメリカ。2000億÷1億人=1人当たり2000円の支出の日本???!!5倍の差???!!
えっと、、、、ググってみると、
イタリア人口6千万人
スペイン4600万人
イギリス6300万人
まあ、欧州各国、サッカーしかプロスポーツが無い訳では無いでしょうけど、記事に出ているプロサッカーの総収入だけを人口で割っても一人当たり支出は日本の2倍以上・・・
まだまだ市場規模は大きくなる可能性大ってコトですね。
少なくとも現在の2倍ほどはマーケット拡大余地アリ。
それに日本には大相撲もあるし、バスケも人気が高まりつつありますしね。
フィリップ カレッジリング

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