US指サイズと日本指サイズ

米国留学経験のある方や米国でカレッジリングを購入した事のある方から、US基準サイズでご注文頂く事があります。それに、Philip College Ring提携工場もモチロンUS基準サイズなので、ワタクシのところで日本サイズをUSサイズに翻訳してやり取りしています。
US基準は、誤解を恐れずに言うと日本基準より「かなり大ざっぱ」デス。
そこで、提携工場では「だいたい、こんなサイズ」で鋳造して、Philip College Ringで鍛造時に正確なサイズフィッティングをするようにしています。
以下はワタクシが自作した米国基準/日本基準/ISO基準/イギリス基準の比較表。

例えば日本の22号は、USサイズだと10と10halfの中間ってな感じです。
でも、米国では 10  10half   11  11half と0.5刻みの注文しか出来ません。
22号ならオーダーする際は、US#10となります。
でも国民性もあって、その大ざっぱさに更に輪がかかりますので、日本サイズで21号から23号の間で送られてきますね。。。。
こういう部分を「翻訳」するのもPhilip College Ringの仕事デス。
まあ、人間の指サイズは血圧や体調で±1号前後するので、さほど大きな問題では無いっちゃ無いんデスけどね。世界一几帳面な日本人に受け入れられる事ではありませんので・・・・。
そんでもってこれはワタクシの秘密兵器、「万国指サイズ比較サイズ棒」。
かなり高額な品デス。

USとJAPANの比較

ご覧のように、USとJAPAN各々の数値がぴったり一致する箇所がほとんどありません。

この「万国ゲージ」の裏側は日本基準とISO基準の比較になっています。
でも、指輪のISO基準はほとんど使われません。
そしてこのゲージでは34号までしか測れません。
でも、Philip College Ringはアスリートさんのご注文が多いので、34号以上のリングの非常に多いので、もうひとつの秘密兵器を併用しています。
アメリカから取り寄せた「BIG SIZE ONLY BAR」
つまり「デカいサイズ専用サイズ棒」

ずんぐりむっくりの鋳鉄製で、なんと重さは1.2㎏もあります。。。
秘密兵器2つを併用するとUS23=日本サイズ50号!まで測れちゃいます!!
でも、50号は作れません。
リングサイズを決定する工程=鍛造 時に「しんがね」という鋳鉄の棒に鋳造後のリングを差し込み、加熱して叩いてサイズ調整するのですが、その「しんがね」の最大値が43号なんです。

実はコレも特注品。
メチャ高かったデス。
普通の「しんがね」は、国産だと30号までなんです。
このように大柄なアスリートさん方のご注文に応えられるのはPhilip College Ringだけ!!
 

フィリップ カレッジリング

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