台風11号 引き続きの警戒

台風11号ハローンは、やや勢力を落としながら、九州に接近中です。
今朝早朝の気象庁発表では955hp 最大風速60m。

これは南西諸島周辺の海水温が急激に下がったのが理由のようです。

一昨日くらいまでは南西諸島南東側海域は、薄いピンクの30℃以上だったのですが、どうやら相次ぐ台風の通過で、海水が撹拌されて深海の低温水が上昇した模様でまだらに色の濃い(水温の低い)部分があります。
とはいっても955hpです!
ちょっとこのところの台風の気圧が低いの続きなので、感覚がマヒしているかもしれませんけど、通常日本に接近上陸する台風は、980hp前後。
引き続きの警戒が必要です。
特に台風進路の前方北東側には、雨雲が集中しますので、四国・中国・関西圏と共に中部地方の山岳地帯も雨雲が停滞しやすいので、今までも台風から遠く離れた場所で被害が出ていますから要注意です。
今後の進路予想ですが、シベリアに見えている目玉焼き高気圧(1015と1014hp)が、台風12号から変わった前線を伴った低気圧の移動に引きずられて南下すると見ます。(気象庁見解ではありません。外房気象波浪研究所の見解)

そうすると、11号の進路を阻む形になるので、予報円の西(左)側に進むのでは?と思われます。
そうすると一見直撃しないコースに見えるかもしれませんが、台風の進路真上より北東側(時計の針で1時~2時方向)が最も雨量が多いエリアになるので、やはり九州四国中国関西圏は災害の危険があります。
波はというと、以外な事に千葉九十九里には未だ届いていません。
予想外・・・・
以下は昨日夕方17時頃の海岸の写真。

しょぼい波で波乗りになりません。

でも有料情報サイトの波浪予想を見ると、、、

伊豆半島・駿河湾は赤黒い色(波高6-7m)
房総半島南端も真っ赤(4-5m)
うねりの向きが極端な南西なので、房総半島の下半分がブロックする形で、九十九里南端の一宮周辺にはうねりが届いていない様子です。
でも、このエリア全域が日本北部にある前線に向かって吹着こむ強い南西風が吹いているので、湘南・南房総各地のサーフポイントは、オンショアぐちゃぐちゃで全滅状態でしょう。
こりゃ、今回の台風は西日本に雨風災害をもたらすダケでサーフィンには期待できないカモ???
 

フィリップ カレッジリング

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