一宮町観光案内ーその2:サーフポイント紹介

電車又はクルマで一宮に辿り着いたとしましょう♪
町の北を流れる一宮川の河口から、九十九里浜の南端:太東岬まで約7㎞の海岸線。
その海岸線に沿って、県道30号線=別名:九十九里ビーチラインが南北に走ります。
房総丘陵地帯と九十九里平野の境目に沿って町を斜めに縦断する国道128号線と太東で合流。

観光で来られた方は、国道128号沿いにはナンの用事も魅力も無い町デス。
町のアクティビティ地図を作ってみました。
ご覧のように、全てのレジャーに係る場所はビーチライン沿いに集中しています。

北(図上)の海水浴場は、一宮海水浴場。
広大な駐車場と海の家もありますが、流れがキツく、しょっちゅう遊泳禁止になります。
南(図下)の海水浴場は、厳密には隣町のいすみ市になる太東海水浴場。
ちょっと駐車場が狭いのですが、九十九里浜南端の太東岬と海水浴場脇から突き出した堤防が流れをさえぎり、まず遊泳禁止にならない安全なビーチです。
東浪見(とらみ)海水浴場は、海岸の浸食対策工事の為、現在休止中。
サーフィンポイントは、ご覧のように端から端まで、どこでも波乗り出来ますが、敢えてサーフィン雑誌などで紹介される名前のついたポイントだけをあげました。
でも実際には、
「マツイさん」=松井さんの家の前のポイント
「馬小屋前」=乗馬クラブの前のポイント
「シダトラ」=志田下と東浪見(とらみ)の中間
「切れ目」=海岸の松林の切れ目の前
などなどローカルポイントは無数にあります。
特筆すべきポイントとしては、
【サンライズ】
ワタクシのホームポイント。

南西・西風がオフショア。
一年中波乗り出来ます。
一宮のコーストラインの中で最もうねりに敏感で、波のサイズが大きく、パワフルな場所。
【地曳】
北西・西風がオフショア。
大震災で流されて再建されていませんが、以前は観光地曳網の海の家があった場所。
冬場の北うねりの時に素晴らしい波になります。特に写真のように、堤防脇から100m以上続く強烈なグーフィーブレイクはワタクシの大好物!

このブログに登場する海岸の写真で最も登場頻度の高い2つのポイントです。
【志田下】
正式名称:釣が崎海岸
以前、近くに志田商店という酒屋さんがあったのでこの名前。
南西風がオフショア。
日本中のサーファーが知っている「サーフィンの聖地」。「波乗り道場」の別名があり、志田をホームポイントにした数十人のプロサーファーを輩出し、プロを目指す若いサーファーが技を競い合うポイントです。
遠浅の安定した砂地の海岸で、サイズアップするとチューブぐりぐりの波になります。

また地元のお祭り「上総十二祭」のクライマックス、御神輿が海に入る神事が行われる場所で、鳥居が象徴的です。この鳥居周辺は神聖な場所なので駐車禁止デス。
【太東ポイント】
南・南西風がオフショア。
海水浴シーズンは、サーフィン規制されます。
でも、斜め堤防のおかげで、緩やかなレギュラーブレイクがあり、初心者の方も安心な波。メローな波なのでロングボードのメッカです。
でも、台風などで他の一宮のポイントがクローズアウトしても、この太東だけはサーフィン可。しかし、強烈なバックウォッシュと呼ばれる離岸流が発生しますので、年に数回、ビジターサーファーの遭難事故も起こります。比較的安全なポイントだからといって安心しないようにご注意。

続く
次のログではお店紹介♪

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