2005年シカゴ・ホワイトソックス チャンピオンリング

 現千葉ロッテマリーンズの主砲、井口選手が在籍時にナント88年振りにワールドシリーズを制覇したホワイトソックスの記念すべきチャンピオンリングです。

MLB発足時から続く老舗球団のホワイトソックスには、「ブラックソックスの呪い」なるジンクスが。
「ブラックソックス」のエピソードは、カレッジリング博物館のページでお読みください。

ここでは、このソックスの88年振りの優勝に多大に貢献した現千葉ロッテの井口選手のストーリーをご紹介します。

パドレス時代の井口選手

ワタクシは、井口選手を「稀に見る強運の持ち主」と思います。

井口は、高校野球の名門國學院久我山高から青山学院大へ。全日本大学野球選手権大会優勝を始め多くの輝かしい実績を残しました。個人としても、1番・遊撃手の「青い核弾頭」として大活躍し、東都大学リーグ三冠王やリーグ記録となる1シーズン8本塁打などを記録。大学通算本塁打数は24本で、現在も破られていないリーグ記録。1996年にはアトランタオリンピック野球日本代表に選出され、銀メダルに貢献。

ダイエーホークス(現ソフトバンク)には、ドラフト1位で入団。ホークス時代には、3番打者でシーズン30本塁打・盗塁王・ゴールデングラブ賞などの個人タイトルにチーム日本一2回を経験。

2005年にMLBホワイトソックスに移籍すると、その年にワールドシリーズ制覇。

2009年に帰国し千葉ロッテに入団すると翌年には、日本シリーズ優勝。

数多くの日本人メジャーリーガー経験者の中でも図抜けた「タイトルホルダー」です。

もちろんイチローの個人タイトルは、素晴らしいのですが、残念ながら彼の在籍チームの「チャンピオンタイトル」は、1996年のオリックス・ブルーウェーブで日本シリーズ制覇1回とWBC優勝2回の計3回ですね。

井口選手は、日本シリーズ3回、ワールドシリーズ1回。オリンピック銀メダルのおまけつき。

今年もロッテの主軸打者としてガンバッテいます。先日の日ハム線では、人気の新人斉藤ゆーちゃんをめちゃ打ち込んで、ゆーちゃんファンに大ひんしゅくを買っていました!!!

フィリップ カレッジリング

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