ハザードマップ

 皆さん、ハザードマップ知ってらっしゃいますよね。各自治体のHPで見る事が出来ます。

我が一宮町役場では、今回の震災を機に、町内のハザードマップを配布してくれました。

3/11は一宮町では、人的被害は無かったのですが、一部海岸沿いでは床下浸水など津波被害も出て、多くの住民が2日間近く高台に避難していました。そこで、改めて避難所や避難経路などの周知の為に配布したのでしょう。ヨイ事ですね。

九十九里海岸では、江戸時代宝永年間に千葉東方沖を震源とするらしい大地震があり、大津波が来たそうです。その時に津波が着た地域に色が着けられています。ピンクから黄色までは、予想浸水地域。

赤い★印が、我が家です。ウチの周囲は、房総丘陵地帯始まりの高台になっていて、広域避難区域に指定されています。過去の例からは、ウチの周辺は水没のキケンはなさそうデス。

ふと思いついて、液状化のハザードマップって無いの???と思い、ネットで調べたらありました。
千葉県のHP。

これは、千葉東方沖震源の場合の液状化危険度。我が家は、濃い青(危険ほぼナシ)と白(液状化しないと予測される地盤)の境目です。

そんでこれは、東京湾北部、浦安近辺が震源の大地震の時の想定液状化マップ。


今回、液状化で被災した浦安市やコンビナート火災が起きた千葉臨海工業地帯がマッカッカです。

う~、う~、う~・・・・・役に立つな・・・・っと思ったのですが、実際には今回の東北沖を震源とする超巨大地震で、上記赤い地域の多くで液状化が発生しています。この想定では、東京湾内が震源なのに・・・・・。震源が太平洋側の千葉東方沖震源の場合は、東京湾内側の液状化の危険度は、とっても低く見積もられています。

最近やたらとミミにする「想定内」「想定外」。。。。
(古くは、ホリエモンの「@想定内@」も思い出します)

つまり、地震などの天災は「想定の範囲」ってーのは、アリエナイって事が良く分かりました。
人知を超える大自然の動きを完全に「想定」するのは、無理ですわな・・・

でも、
A:設計寿命30年を超えた原発をテキトーな法律だか条例だかでっち上げて、無理やり延命
B:超巨大地震
C:超巨大津波

A×(B+C)=大事故  

っていう簡単な方程式は、ワタクシみたいなオバカでも「想定」は出来ます。

でも、起きてしまった事を外野がアーダコーダ言ってもショーガナイ。今は、一刻も早い事故の収拾を願い、現場で死に物狂いの対応をしている多くの方々にエールを送るのみ。

あっ、、、でも今も多くの原発が運転していますね。

そこで、
D:設計寿命を守る
E:設計寿命内でも今回の事故を教訓に設備更新につとめる
F:より災害に強固な設備に改善する

(D+E+F)×大地震や津波=被害最小

っていう「想定」なら少しは信頼度が増しますね。

「原発の是非」みたいな政治的テーマは、このブログには不適切なのでヤメときます。

フィリップ カレッジリング

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