MLBセントルイス・カージナルス2006年チャンピオンリング

 日本人メジャーリーガー田口壮選手も獲得した2006年のワールドシリーズのチャンピオンリングですが、既にカレッジリング博物館に掲載していました。

2006カージナルス・チャンピオンリング

今回、新たにコレクションするのは、同じく2006年のカージナルスのチャンピオンリングですが、サイドパネルの片方のデザイン違いというものです。

2006カージナルス・別デザインバージョン

片方はイエローゴールド・新たに展示するのはホワイトゴールド(試験鋳造品はいずれも真鍮製)です。

サイドパネルの年号が入った方のデザインは、同じですね。
中央にワールドシリーズトロフィーのデザインとミズーリ州の州鳥のナントカ・・・のマーク

もう片方の名前のサイドは、通常は下半分のデザインは共通で、名前のみ差替えるのですが、これはサイドパネル丸ごとデザインが違います。

片方がECKSTEIN(エクステン選手)、もう片方はCUCCIAさん(選手名鑑を調べても出てこないのです。。。。もしかしたら、ファン向けレプリカなのか、フロントスタッフなのかもと思います。でも背番号が入ってル・・)

デザインは、両方ともホームの「ブッシュスタジアム」のモチーフなんですがデザイン構成が違いますね。CUCCIAさんのバージョンの方が凝っているので、こちらが正統なのでは???? っと思う方もいらっしゃいますね。。。でも、そこは国民性の違い。アメリカ人は一般的に、コチャコチャした細かいデザインを好みません。ドカンとした解りやすいデザインが「良いデザイン」なんです。

日本人感覚からすると、細かいデザインの方が仕事がされている・・・という感覚ですけど、そこはお国柄。

ウチの提携工場の金型職人のオッチャンは、いつも「SHOJIの出してくる図面は、いつも教会のステンドグラスのようだ(=日本風の言い回しだと、チマチマしている とか 面倒だけど奉仕的作業をしている・・みたいなイヤミ半分の意味)」 と言います。

そして、「こんな小さなディティールじゃ、(相手に)見せても読めないダロ!」ともイイマス。

つまり前提条件として、カレッジリング・チャンピオンリングは、【勲章の一種で他人に見せるモノ・・】という事がありますので・・・・・・・・・・・。

ワタクシも負けじとヤリ返します。
yes, I know it is like a stained glass. However Japanese people like it. Also I know American likes dynamic design.  you know, When in Roma, do as the Romans do. When in Japan, do as the Japanese do, OK?

まあ、郷に入れば郷に従えってことで、、、、、「イイカラやってよ!」って言いマス。

フィリップ カレッジリング

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