【連載】かすみちゃん旅行記-5

かすみちゃんは、メコン川です。

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さて、先日スローボートで②日間 計20時間弱かけてメコン川を上り、ラオスからタイへ入国しました。昨日からチェンライにいます。※チェンライは、前に勤めてた場所です。
 
今日は、メコン川&ラオスレポートです。船の中は、良い意味でとてもヒマでのんびりのんびり本を読んだり、メコン川を堪能しました。
 
今の時期は、ぎりぎり雨季がかぶっているようで繁忙期ではなく、大きなボートの中はスカスカ。ゆったり出来ました。寝る人、お喋りをずっとしているファラン(外国人)、食べてばっかりいるタイ人、それからラオスからタイへ輸入するのか①袋がかなり大きい袋を5~6袋も持ち込んだタイ人のおばちゃん。中が何かをうかがってたら、竹に湧く小さいイモ虫× ∞ …途中で、そのおばちゃんはイモムシを生のままおやつに食べてました。
 
そういえば、ラオスはタイに比べると、ゲテ物食いが習慣化されてるようです。というのも、市場ではモグラやコウモリ、カエル(でかい)その他虫さんたちでにぎわってました。
 
昔テレビで見たこともあった田舎の生活でしたが、タロイモをバナナの葉にくるんで焼くとかのワイルドな、かつシンプルな食事にあこがれたもんですが、さすがに今回、虫、それからコウモリやカエルは手が進みませんでしたね。
 
イモムシは、揚げたり炒めたりしたりして酒のつまみに食べます。昔食べたことありますが、不味くはなかったです。でも、虫と目があうと ゾッとしました。
 
それでも食文化の違いは国のことがわかりやすくて面白いです。
 
今回のボートの中で読んでいたある本で、こんな文章がありました。
 
他の国のことは、わからない。
わかったようでわからない。
 
なるほどです。
 
日本を出てきて2週間。タイのこともラオスのことも、よくわかりません。でも、出会った人はそれぞれ良い刺激をくれます。国というより、その人から出ている空気感とかが好きで、それをきっかけに、その国が好きになってく、そんなものだと本当に思います。だから日本も好きです。
 
今日はチェンライで、勤務先の学校に来てます。学校自体は休みですが、先生達は成績をつけたりするので出勤です。みんなに挨拶をしたら、覚えていて下さいました。ここにいたのは5年前。1年間だけでしたが、1人の日本人として良い印象を持ってもらえてたのが すごく嬉しかったです。日本にさらに興味をもってもらえるきっかけになれたかも…それだけで十分。ある意味、ミッション完了!って感じです。
 
この学校は生徒も先生も沢山いて、それぞれに、仕事は順調か?恋人はいるか?両親は元気か?痩せたか?髪型かわったね?来年また働きに来ない?と、質問攻め。何しろ⑤年たってるので、身の回りも変化が多く、全部報告致しました。チェンライは、第二のホームかも。
 
幸せものです。
 
ではでは、また。

フィリップ カレッジリング

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