衝動買い・・・・

まったく予定もしていなかったのですが、、、、

またまた工具を衝動買いしちゃいました。。。。

マルチミニグラインダー 国産。

 

先日、都内に天然石仕入れに行った際、なじみの工具屋さんの近くまで行ったので、ちょっとショウルームをのぞいたら、、「新製品 小型 大トルク マルチグラインダー」と店頭に飾ってあり、一目ぼれ。。

 

片側は砥石。石をリカットするのに使えそうです。

 

もう片方は硬めのスコッチバフ。砥石で粗くカットした石を研磨できそう。

 

このグラインダーの気に入ったポイントは、アタッチメント方式でハンドピースグラインダーもついているところ。

本体の回転をコードで伝えて、もう一回り細かめのシリコンポイントなどで1台で3段階切削研磨出来るものです。

 

こうして形を整えた石は、その後1000番→1500番→2000番のサンドペーパーで磨き上げていきます。ハンドピースが無ければ、500番くらいのサンドペーパーを手作業でかけていく事になりますが、ハンドピースのお蔭で1段階省力化できるはずです。

 


【2019.02.22 Friday 09:50】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新兵器ダイヤモンドテスター その5

さて、前回は中国でも高精度の人工ダイヤ:モアサナイトを生産しているようで、その中国産モアサナイトが「中国のダイヤ生産量の1/2は偽物」「上海で売られているダイヤの14%は偽物」と疑問視される背景とご説明しました。

 

 

天然ダイヤ

 

モアサナイト

区別つきませんわな・・・・

 

 

そもそもダイヤモンドは、炭素の結晶です。1796年にイギリスの科学者スミソン・テナントという人が「ダイヤは炭素の結晶」であることを発見しました。鉛筆の芯と同じ材料って事です。

 

ダイヤの化学式はC つまり炭素のみ。

 

科学者じゃ無いので原理は知りませんが、ようは炭素がマントル(地球の内殻)に近い高温高圧化で結晶になり透明化したもの。その結晶構造が8面体の「ダイヤモンド結晶」なので、その構造を生かして様々な輝きの良いカットが施されます。

 

 

モアサナイトの化学式はSiC。

↑モアサナイト粒子の顕微鏡拡大写真

 

炭素にケイ素を加えたものです。モース硬度がほぼ9とダイヤに次ぐサファイヤやルビーなどコランダム系鉱物とほぼ同じ硬さ。光の屈折率や分散率=つまり輝きの要素は、ダイヤ以上の数値。なので専門家でもダイヤと判別がつかないのです。

 

このモアサナイトは半導体材料でもあるので、コンピューターやスマホなどIT機器の需要の高まりとともに近年モアサナイトのニーズが膨らんでいるそうです。

 

下は、ワタクシの独自調べの数値を表にしたもの。

モアサナイトの光屈折率はダイヤ以上、分散率に至ってはダイヤの25倍!そりゃダイヤと同等かそれ以上に光り輝く透明の石になります。おまけにCZより硬いときてます。

 

判別の際のもうひとつポイントになるのは熱伝導。「優」は熱伝導が優れている=熱を放出しやすい。「弱」は熱を抱え込んでしまう。つまり、ダイヤに熱を加えてもあまり熱くならない。CZに熱を加えると熱くなるって事です。

 

さて、本題のダイヤモンドテスターの原理。

このダイヤテスターは、光分散率・屈折率とともに熱伝導も感知するようになっていて、内蔵チップに上記の天然ダイヤ・モアサナイト・それ以外の鉱物の数値が記憶されています。このテスターの先端をダイヤ表面にあてがうと、光と熱を発して、その分散率・反射率・そして熱伝導状況をセンシングプローブ(センサー)が感知し、記憶している数値と照らし合わせて、天然ダイヤより光分散と屈折が高く、熱がやや篭るものをモアサナイトと判別する機能がついています。

 

ようは、上記表の各数値をメモリしてあり、光と熱の感知数値で判別するってコト。

 

 

 

ネットで「ダイヤモンドテスター」を検索すると、、、、

 

 

2000円以下の安い機種がたくさん出てきます。これらの機種は、天然ダイヤとキュービックジルコニアなどの人口宝石を区別する機能だけしかついていません。つまり、光の反射(屈折率)のみを感知し、屈折率2.4以下はダイヤじゃない(CZは2.2)と判別する単機能のみです。

 


やや高性能な6000円台のもので熱伝導を調べる機能もついているのですが、CZの熱伝導は「弱」なので「熱が籠ったらCZ、篭らなかったらダイヤ」としか判別しません。モアサイトの熱伝導は「強」ですから、この判別方法だとモアサナイトは「熱が籠らないのでダイヤ」と判別してしまいます。

 

 

従って3万円以上もするモアナサイト判別機能付きのテスターを購入したのです。

今後のブログでは、実際の判別作業をお伝えしましょう。


【2019.02.19 Tuesday 09:42】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新兵器ダイヤモンドテスター その4

「新兵器ダイヤモンドテスター」は工具紹介シリーズのブログですが、今回は工具そのものではなく、ダイヤモンドと人工ダイヤのお話し。

 

 

まず世界のダイヤモンドの産地分布。

どうも北極南極寄りの地層しかダイヤを産出しないようです。でも不思議??オーストラリア、南アフリカではダイヤ出るのに、南米のチリやアルゼンチンでは出ないのかしら?もしかしたら、まだ未開拓なのかな?きっとグリーンランドやアラスカにも埋蔵されてるはずですが、厳しい気候と地形から採掘に無理があるのでしょう。

 

産出量1位はロシア 主にシベリアで産出されます。

こんな感じの露天掘り鉱山だそうです。

 

2位はボツワナ 3位はその隣のコンゴ 5位 南アフリカ 7位 アンゴラ 8位 ナミビアとアフリカ南部が一大大産地。そして4位オーストラリア 6位のカナダ。こうしてみると、ロシアを除くと旧英国植民地か英国連邦構成国が大部分を占めている事にも気づきます。従って、これらの旧大英帝国のダイヤ産出国に権益を持つ英デビアス社がダイヤモンド世界最大手。

デビアスの名前は皆さんご存知ですよね。

 

上記産出量1位から6位の国でダイヤモンド産出量の90%のシェアになっています。

 

7位に中国 が入るのですが、ここが大問題。元々は中国とロシア・シベリアの国境地帯と北朝鮮国境付近で少量のダイヤが産出されいたのですが、先のブログでお伝えしたように近年になって中国のダイヤ産出量が急増し産出量7位に。でもその産出量の半分近くは人工ダイヤではないか??という調査結果もあるのです。地理的にも日本に近い中国産のダイヤに疑念があるという事は大問題です。これ、ダイヤテスター導入とダイヤのお勉強の大きな動機でした。

 

 

次に人工ダイヤのお勉強。学術的には「ダイヤ類似石」と言われます。

 

中世からダイヤ類似石は作られていたそうで、主にガラスに鉛などを混ぜて輝きを強化したものだったらしのですが、割れちゃうので直ぐバレますわね。

 

20世紀にはいると工業的に人口宝石が合成されるようになりました。その動機は偽宝石作りではなく、工業用の切削材や研磨剤として合成が研究されたのです。主に軍事用途です。ミサイルやロケット、潜水艦などの被殻に使われるステンレススチールやチタン、タングステンなどの硬度の高い金属を精度高く切削・研磨する先端工具に利用するために研究開発されました。

 

1940年頃までには、合成コランダム(ルビー・サファイヤ)、キュービックジルコニアなどの合成方法が確立され、第二次世界大戦後には【YAG】と呼ばれる組成合成法により、本格的な人口宝石が工業生産されるようになりました。

 

カレッジリングに大粒のカラーストーンが載るようになったのはその副産物。

インターネット同様に軍事技術の民生化の副産物ってやつです。

 

アメリカのナショナルリード、ユニオンカーバイド、ライトシステムズなどが大手です。現在でも人口宝石はアメリカが最も生産量が多い国です。Philip College Ringの標準人工石もmade in USA。

 

そして1998年、米チャールズ&コルバート社が「モアサナイト」という高精度人工ダイヤの生産方法を発見します。このモアサナイト、専門家でも天然ダイヤと判別がつきません。特許製法ですのでモアサナイトを商業的に生産販売するのはチャールズ&コルバート社のみのはずなのですが、、、、、、、中国でもモアサナイトを生産出来ているようです。事実としたら特許パクリ。これまた、ドナルド・トランプが知的財産侵害だって怒ってる事の一環ですわな。

 

その中国産モアサナイトが「中国のダイヤ生産量の1/2は偽物」「上海で売られているダイヤの14%は偽物」とされる背景です。

 

続く


【2019.02.16 Saturday 11:30】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新兵器ダイヤモンドテスター その3

シリーズブログ「新兵器ダイヤモンドテスター」その3。

 

 

「なぜ高機能のダイヤテスターが必要なのか?」

 

 

それは最近、高品質の人工ダイヤモンドが多量に出回りだしているからです。人工ダイヤというと「CZ」=キュービックジルコニアが有名ですが、近年は「モアサナイト」という専門家でも判別のつかないほどの高精度の人工ダイヤが流通しだしているのです。

 

 

Philip College Ringは、プロスポーツチームさんからの優勝記念チャンピオンリングや個人のお客様からのご注文品などに大小の天然ダイヤモンドを用命頂いています。天然ダイヤにゴールド素材のリングは、当然かなりのご予算になります。そうした支出に対して、しっかりとした資産価値のある材料に技術を施したチャンピオンリング・カレッジリングを提供する責任があります。

 

ワタクシ自身が偽物のダイヤモンドを見抜けず、人工ダイヤを天然ダイヤと思って調達して載せてしまってはPhilip College Ringの信用信頼は失墜します。そこで、多少の支出を伴ってでも、最新鋭・最高級のダイヤテスターを入手する必要があったのです。

 

デスクトップサイズの電子顕微鏡方式の鑑定機の方が当然精度が高いのですが、ワタクシ自身が国内国外にダイヤを調達しに行った先で判別出来なければ意味がないので、飛行機に持ち込めるサイズの手持ち式テスターの最高級機種を入手した次第です。

 

そもそも人工ダイヤモンドは、鉱物の中で最も硬い(モース硬度10)のダイヤモンドに近い硬さの物質を合成すれば、様々な工作研磨切削機器に使えるので開発された技術です。

 

しかし、その技術を悪用して人工ダイヤを天然ダイヤと偽って売る輩は古今東西絶えません。

 

最近問題になっているのは中国産の人工ダイヤ。ある機関の調査によると、中国上海で売られていた「天然」と表示されていたダイヤモンドの実に14%が人工ダイヤだったという報告があります。中国はダイヤ産出国ですが、近年その産出量が急増しています。しかし中国からのダイヤ産出量の1/2(半分!!)は人工ダイヤと言う調査結果もあるのです。

 

もしかして、産出量増加分は「工業的」に「産出」されたダイヤかも??

 

「偽物大国」とか言われますが、ワタクシは政治的・文化的に中国を批判する為にブログを書いている訳ではありません。日本は地理的に中国に近いですし、アジアのダイヤ集散地の香港から国内に輸入されるダイヤは非常に多いです。従って、そのような調査結果があるからには、Philip College Ringの信用維持の自衛策としてダイヤテスターを導入し、ダイヤモンドや人工ダイヤの勉強・研究をしているのです。

 

次のブログでは、ダイヤモンドと人工ダイヤの事をご説明予定。


【2019.02.15 Friday 08:22】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新兵器ダイヤモンドテスター その2

新兵器のスイス製ダイヤモンドテスターついてのブログ、その2。

先のブログでもお伝えしたように、取説に日本語訳が無いので、未だ取説と格闘中です。

 

最もページが割かれていて、詳しく説明されているのは英語版。

 

次に来るのは中国語版。

 

そしてフランス語版

 

ドイツ語版

 

イタリア語版

 

ロシア語版

 

スペイン語版

う〜う〜、、、、英語、中国語、フランス語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語の7か国語訳がついているのに、日本語版が無いとは・・・・

 

どうやら、ダイヤモンドの需要の順のようですね。


【2019.02.14 Thursday 07:40】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新兵器ダイヤモンドテスター その1

新兵器を購入しました。スイス製のダイヤモンドテスター。

光学機器、精密機器は伝統的にスイス製品が優秀です。

結構お高いです。。。中国製の安いものはネットで2000円以下とか!??ですが、今回は思い切って3万円以上する高機能の物を購入しました。

電池又は充電式ですが、充電はヨーロッパ規格の220-240VのC/SEプラグなので日本では使えません。ちなみに日本では、100VのAプラグです。ヨーロッパは電圧高く、丸棒2本のC/SEプラグなので互換性がほとんどありません。

 

SEプラグ。ヨーロッパに行った事ある人は観たことあるでしょう。

 

説明書は、数か国語対応ですが日本語訳はありませんでした。。。。。

使い方説明ページ。

 

重要なページです↓↓↓↓↓

然るべき方法でダイヤを測定すると、、

 

赤LEDランプ点灯=天然サファイヤやルビー、トパーズなど硬度の高い宝石かキュービックジルコニア(一般的な人工ダイヤ)

 

黄色LEDランプ点灯=(※)モアサナイト(高精度人工ダイヤ)

 

緑LEDランプ点灯=緑ランプが点灯した上で連続ビープ音が鳴れば天然ダイヤモンド。緑ランプ点灯で更に「METAL」の光が点滅し、断続音が鳴った場合は硬度の高い金属(チタン・タングステンなど)

 

 

(※)モアサナイトの事、ダイヤモンドテスターの原理など、実際にテスターを使う場面などはシリーズブログでお届けします。


【2019.02.13 Wednesday 08:29】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
工具紹介シリーズ:またまた新兵器!

またまた新兵器導入しました!

リング内側に著作権表示をする際のマルシー「©」の打刻器です。

分かりにくいですよね・・・・すみません。

 

日本の法律(商標法)では(C)が正式なのですが、万国著作権条約で©と定められているので、ほとんどの会社が(C)では無く©で表示しています。でも、打刻器には©は無いので、(C)で打刻してきました。

 

ある時、ふと思いつき、特注で©の打刻器を注文しました!

これで依頼主さんが©を要求しても応えられます。

↓↓↓↓↓こうなります。

以上でした。

 


【2018.08.31 Friday 10:57】 author : 管理人(Philip College Ring) | 工具紹介シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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